
三菱電機のズバ暖霧ヶ峰が暖房用エアコンとしてかなりの性能を備えているという印象のCMが流れていますね。
オール電化住宅でエアコン暖房が基本となりつつある現在においては、暖房用エアコンの性能が冬季の快適性を左右する大切な要因となりつつあります。
スマートストップやハイブリッド運転が特徴のハイブリッド霧ヶ峰ZWシリーズを基本として開発されて寒冷地向けエアコンZDシリーズの評価や評判はどのようなものなのでしょうか?
また、CMで宣伝されているような性能は本物なのでしょうか?
三菱電機寒冷地向けエアコン「ズバ暖霧ヶ峰」の特徴と評判
三菱電機のズバ暖霧ヶ峰ZDシリーズは、寒冷地向けエアコンとして気になる特徴を持っているようです。
圧倒的な高性能で寒冷地の暖房器具の代名詞となるのかどうか?
エアコン暖房を考えている人にとっては、ズバ暖霧ヶ峰ZDの評判はとても気になることでしょう。
・外気温マイナス15℃でも60℃温風吹き出し
驚くべきことですが、三菱電機の霧ヶ峰は外気温がかなり低い状態でも高温の温風を吹き出せる性能を備えているようです。
一昔前のエアコンであれば、外気温が低くなるのに比例して室内の吹き出し温度も低下するのが常識でした。特に、外気温がマイナス3℃くらいになるとかなり寒い風が出てきた事が記憶に残っていますね。
それがズバ暖霧ヶ峰になると、外気温がマイナス15℃までは60℃近くの暖かな温風が出てくるというのですから驚愕するレベルだと言えるでしょう。
仮に、外気温がマイナス20℃まで落ちたとしても55℃の吹き出し温度を維持するというのですから寒冷地向けエアコンとしては最強の評判を得たとしても良いのではないでしょうか?
さらに、エアコンのスイッチを入れてから温風が吹き出すまでの速さも圧倒的で・・・
外気温がマイナス15℃の悪条件でも、室内の温度を20℃にするまでに15分程度しかひつようとしないのです。
これは欲しくなるレベルの暖房性能ですね。
・長時間連続暖房
エアコン暖房の欠点と言えば、霜取り運転中に温風が止まってしまうことですよね。
普段の感覚からだと、1時間に1回か2回ほど霜取り運転をしているように感じるくらいの頻度ですよね?
最近の高気密高断熱住宅であれば霜取り運転中でも極端に室内温度が下がらないので大きな問題にはならないのですが、やはり連続して運転してくれる方がありがたいことには違いありません。
ところが、三菱電機ズバ暖霧ヶ峰ZDシリーズの場合は・・・
2時間以上の150分もの間、連続運転してしまうのです。
しかも、150分の運転の間に行われる霜取り運転は・・・たったの3分間なのです。
ここまでくるとエアコン暖房のエアコンはストーブのような感覚で使える家電になったと言えるのではないでしょうか?
・マイナス25℃でも暖房運転が可能
私の住む地域では、外気温がマイナス25℃になることはありません。
しかし、北海道などの極寒地でもエアコンで暖房したいという方にとっては霧ヶ峰の性能は頼れるものとなるでしょう。
マイナス25℃でも室外機が凍らないということですので、単純に凍結防止ヒーターが内蔵されているというだけですね。
この場合は、使用電力量も増大しますので無理にエアコン暖房を行う必要はないと推測します。
霧ヶ峰の暖房性能の評価
ここまでの説明だけでも、三菱電機寒冷地向けエアコン「ズバ暖霧ヶ峰ZDシリーズ」の性能は高く評価されるものだと思います。
しかしこれらの特徴以外でも、暖房に使用することを前提として考えられた機能があるからこそ、エアコン暖房最強の評価を得られているのではないでしょうか?
その1つが、室温キープ機能ではないでしょうか?
霜取り運転中は室温が下がりますので、霜取り運転に入る前に少しだけ室温を上げるような運転をする機能ですね。
当然、評価の高い「ムーブアイ」や「ワイド気流&ロング気流」も備えています。
温度センサーがリモコン側にも備えられていて、室内の温まりにくい場所にリモコンを置いておけば・・・そこが温まるまで運転を続けたりもしちゃうのです。
どうでしょうか?
この記事を書いていたら、なんだかエアコンを買い替えしたくなってきちゃいました。