はうすめーかーどうですか

ハウスメーカーの事・・・あまり書いてないですけどね!

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【仙台】大震災でマンションバブル!億ションでも即日完売の理由は?

【仙台】大震災でマンションバブル!億ションでも即日完売の理由は?
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東北の中心地である仙台で奇妙な現象が発生中のようです。奇妙な現象とは、仙台の億ション(1億円マンション)が即日で売り切れになってしまうことなのです。

そもそも、今までの仙台には億ションなんてほどんど存在していませんでした。それがあっという間に完売するなんていうのは不思議な現象なわけですね。仮に相続税改正の影響があったとしても、それでは説明できないほどにマンションが売れ続けているというのです。その売れっぷりはもはや「マンションバブル」と呼ばれるレベルになっているそうです。

バブルと呼ばれるくらいですから、マンション価格も急上昇しています。

現在の首都圏では、投資目的や相続税対策が目的と思われるタワマンの購入が多くなってきていますが・・・仙台のマンションバブルでは、それとは少し趣きが違っているようなのです。

仙台でマンションバブルが発生する3つの理由

仙台でマンションが売れる1つ目の理由は・・・震災復興のために莫大な公共事業が行われるようになったために一般住宅の建築費までもが高騰してしまいました。公共工事が優先されることから住宅の工事が遅れに遅れて、ほとんど供給されない状態になっているようです。そのために、戸建住宅を諦めてマンション購入に走る現象に繋がっているわけですね。

もう1つの理由としては・・・東日本大震災を経験したお金持ちが、耐震性を含めて災害に強いマンションの購入を希望しているからですね。巨大地震でも津波でも、マンションの優位性が示されたので、当然の結果とも言えるでしょう。

そして、3つ目の理由は・・・震災後から復旧工事が始まったのですが、どうしてもインフラの工事は県庁や公的建物が集まる旧市街地から復旧&整備されていくことになりますので、仙台中心地に建つマンションの人気が高まるのもわからないではないですね。

住宅やマンションの供給は圧倒的に不足していますので、仙台でのマンションバブルはしばらくは続きそうですよ。

局地的なバブルが発生するとは・・・

東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた東北ですが、まさかこれほどの受給のミスマッチが発生するとは考えてもいませんでした。

莫大な公共工事によって人出が足りないことが、まさか戸建住宅の建設にも影響が出るとは・・・。

そして、普及工事の遅れによってマンション人気に火がつくことも予想することはできませんでした。

そういう意味では、局地的ですがバブルの発生を観察できる機会というのはそれほど多くないですので・・・少し興味深いというのが正直なところです。

デフレ時代にもかかわらず・・・仙台で億ションが販売されて、それが売り切れるなんて誰が想像したでしょうか。

仙台における相続税増税額は?

仙台でのマンションバブルが相続税対策の影響でないことは、相続税増税額を調べることによって直ぐに判明いたしました。

北仙台の駅近くの場合だと・・・改正後に増える納税額は約30万円程度です。

仙台駅の近くだと・・・500万円ちょっと増える計算です。

この程度の納税額で億ションを購入する人は少ないでしょうから、やはり仙台のマンションバブルは大震災の影響だと言えるでしょう。

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