
創立35周年を迎えた低価格住宅メーカーのアキュラホームは、今年で建てた住宅数の累計が1万棟を達成したそうです。
数年前のことですが、ガイアの夜明けのようなテレビ番組にも取り上げられていて、アキュラホームならではの低価格住宅が評判を呼んでいたことが記憶に新しいですね。
しかし現在では、アキュラホームの噂や評判をネットで調べてみると・・・なんだか悪い噂や評判が多いのが気になりますよね?
そこで今回は、どうしてそうなっちゃうのかを私なりに調べてみました。(画像出典 アキュラホーム)
アキュラホームは本当にローコスト?
アキュラホームは独自のシステムでローコストを実現しているとテレビ番組などで紹介されていましたが、いろいろな噂や評判を調べていると本当にローコスト(低価格)なのかという心配を感じている人が多かったように感じます。
昔のアキュラホームはローコストのイメージがあるだけマシだったようですが、現在ではローコストというイメージも薄れてきているようなのです。
どちらかと言うと、内容と比べてみると少し割高な商品であるという評判が多かったと思いますね。
見た目や見栄えは良いけども、基本的な性能や質が悪いので低価格でも欲しくないという意見までありましたしね。
初心者は外観デザインや内装のインテリアに目を奪われる傾向が強いですので、ハウスメーカー側の戦略としては間違ってはいないのかもしれません。
しかし、少し目が肥えた人から見てみると・・・どう考えても欲しくなる家ではない内容と言えるのでしょう。
例えば基礎ですが、高さが高いほど強度が増すのですがコストも嵩んでしまうものなんですね。
もしペッタペタの低い基礎のハウスメーカーがあったとしたら、コストカットされたものと考えていいと思います。これをローコストと表現するのが正しいのか、コストカットと表現するのかはハウスメーカーの自由なんですね。
しかし素人さんは基礎の高さなんて気にしませんからねー。真っ先にコストカットされてしまうものなんです。
職人の腕前は大丈夫?
また、アキュラホームに関しては職人の腕前のレベルを心配する人も多かったのが特徴でしょうか?
家を建てるのは営業マンではなくて、現場の大工さんや職人さんなわけです。しかし、ローコストハウスメーカーは低価格を実現させるために質の低い職人や大工さんを使っているのではないかという疑いが必ず持たれてしまうのでしょう。
アキュラホームではないですが、実際に建てている現場を眺めていると納得出来ないような施工がされている家を多く見かけることがあります。
外壁や内装を施してしまえば、建設中の不具合なんて気にならなくなりますからね。
結局は・・・
「アキュラホームはローコストハウスメーカー」➔➔「コストを削っている」➔➔「建材だけでなく職人のグレードも下げている」➔➔「職人のコストも下がる」➔➔「職人は利益を出すために独自にコストを削る」➔➔「外観だけは綺麗に仕上げてある」➔➔大丈夫?
・・・と、こういう評判や噂が流れてしまうのも分からなくはありません。
結局は、ローコストにしたらその分はどこかにシワ寄せが来るという事を理解した上で購入するかどうかという事なのではないでしょうか?
安くて良い物なんて無いわけですが、これは職人の腕前にも同じことが言えるのだと思いますよ。
そもそも、アキュラホームが実際に家を建てるわけではないのですね。フランチャイズ契約をした工務店や業者が建てるわけですが、建築費の一部はロイヤリティとしてアキュラホームに収めなければならないのです。
単純に考えれば、直接、地元の工務店や業者に頼んで建ててもらうのが一番のローコストになるわけです。
悪い噂や評判が多いのは注目されている証拠?
ネット上で悪い噂や評判が多いと不安になると思いますが、逆に考えれば注目されているからこその悪評とも言えるのではないでしょうか?
冒頭でも書きましたが、累計で1万棟も建てているのですから・・・噂や評判、口コミが多くなるのも当たり前でしょう。
当然ですが、アキュラホームは価格が安いうえにフランチャイズ形式を取り入れていますから突っ込みどころが多いのも特徴だと思います。
つまり、叩きやすい標的ってことです。
同じことはタマホームやレオハウスにも言えることですね。
ネット上には悪い噂や評判が流れていますが・・・実際にご近所のタマホームに住んでいる方に不満を感じているかどうかを確認してみればわかると思います。
意外にも、アキュラホームやタマホームの住宅に不満なく住んでいる方がほとんどなのではないでしょうか?
家を建てるのに正解なんてないと考えておいた方が良いのではないでしょうか?
自分が良いと思ったのであれば・・・悪い評判や噂など気にしないのが一番良いと思います。
ただし、細かいチェックなどをするための勉強を怠らないようにしておかないと・・・万が一という事が発生してしまう可能性が上がってしまうのも確かですね。