
自分の家族の病気やケガにおいて、少額の負担で役に立つ保険があるのはご存知でしたか?それは、2006年の改正保険業法が実施された時に生まれた少額短期保険・・・つまりミニ保険の事なのですね。
ミニ保険(少額短期保険)の特徴は、少ない金額の掛け金であることと保険期間が短期である点にあります。そして、年金保険や終身保険といった貯蓄性があるものは扱えないことになっています。
掛け捨ての保険が当然となってきますから・・・面白い内容の保険や、ユニークな内容で家族のイザって時を助けてくれるような保険が多く登場していて私自身も驚いたので・・・家族の一大事が発生しやすそうな場面毎に分けてご紹介していこうと思います。
最初は、旅行&レジャー編としてミニ保険(少額短期保険)をご紹介してみますね!
旅行の時の盗難や急病を救ってくれるミニ保険!
家族で海外旅行に行く時は、ケガや病気だけでなくて盗難なんかも心配になりますよね。海外などでは、ちょっとした入院でも百万円を超える費用を請求されることもありますので、ミニ保険で備えを万全にしておいた方が安心して旅行を楽しめることになるのではないでしょうか?
ちなみに海外旅行保険などは、障害補償や死亡保障を手厚くすると掛け金がかなり高くなってしまう傾向にあります。私としては、そこは抑えておいて治療のための補償を充実させたいところですね。
また旅行の出発当日に空港で、これらの保険で必要な補償だけに絞って加入できるのはご存知だったでしょうか?飛び立つ直前に心配になった人などにはオススメしたいのですが・・・実は、事前にインターネットで加入しておく方が割安になっちゃうのですね。
クレジットカードのオマケで海外旅行保険が付帯していることもありますので、できれば出発直前ではなくて家でゆっくりと確認して加入する事をオススメします。
検討するなら損保ジャパンの「OFF!(オフ)」かな!
損保ジャパン「OFF!(オフ)」は、なんといっても出発当日でも加入できちゃうのが魅力的です。保険内容もかなり自由に設計できる「オーダーメイドプラン」と、できるだけ幅広く補償してもらえる「パッケージプラン」から選べちゃったりもできますね。
特筆すべきなのは、クレジットカードに付帯していない部分だけを補償してもらったり、付帯していたとしても十分な補償内容でない部分を手厚くしたりもできちゃうところですね。
本当に・・・痒いところに手が届くようなミニ保険と言えるでしょう!
登山をしていて遭難した時に助かるミニ保険!
登山だけに限らずアウトドアを楽しんでいて遭難事故などにあった時に補償されるミニ保険(少額短期保険)もあります。捜索などでヘリコプターなどが使われた場合に300万円ほどが補償されます。
登山の場合の遭難事故において捜索費用が無料となる県もあるようですが、登山やトレッキングなどのアウトドアが趣味の人は加入しておいて損はないと思います。イザっていう時の費用が大きくなる可能性も高いのですからねー。
それでは、登山やアウトドアで役に立つミニ保険を2つご紹介しておきますね!
日本費用補償少額短期保険のレスキュー費用保険
日本費用保証少額短期保険の「レスキュー費用保険」の特徴は、保険料が1年間で5000円で済むところにあります。登山やアウトドア(雪崩・滑落など原因問わず)による遭難において・・・警察が認定して捜索&救援が行われた場合に300万円まで補償されます。ただし、免責として3万円は支払わなくてはならないですけどね。
救援された後に高額の請求が来たのでは一難去ってまた一難になってしまいますので・・・イザって時の保険として、年間5000円を払っておくのも安心料として悪くはないと思いますよ。
国内旅行傷害保険のモンベル野あそび保険
モンベルはアウトドア用品で有名ですが、日帰りキャンプなどに最適な「国内旅行傷害保険モンベル野あそび保険」は知っておいた方が良いミニ保険と言えるのではないでしょうか?
保険料は250円と500円の2パターンで、一泊二日から三泊四日などから選べるようになっています。一泊二日の保険料500円タイプの場合は、救援費用が300万円・死亡後遺障害が約500万円まで補償されるのですから加入しておいても悪くはないと思いますね。この「野あそび保険」は、さすがモンベルの名前が付いているだけのことはあると思います。
屋外ツアーが雨で中止になった時に保証してくれるミニ保険も!
最後にご紹介するミニ保険は、とても面白くて興味深い内容のものだと思いますよ・・・その名も「お天気保険」です!
「お天気保険」はジャパン少額短期保険の商品ですが、旅先や屋外ツアーなどで基準以上の雨が降った場合に旅行代金が補償されるというものです。
条件としては、国内だと毎時0.5ミリ以上の雨や雪が気象庁アメダスで観測(指定時間連続)された場合となります。海外でも3時間・6時間・10時間といった連続降水が記録された場合に旅行代金が返還となります。
せっかくの旅行やイベントが雨のせいで台無しになってしまっても・・・旅行代金が返ってきたならば、少しはイライラも収まるかもしれないですねー。
ただし「お天気保険」の対象となるのは、旅行会社の商品の中でも「お天気割引き付き旅行」が付いたものだけとなりますのでご注意下さい!