はうすめーかーどうですか

ハウスメーカーの事・・・あまり書いてないですけどね!

Read Article

(GEO)ジオパワーシステムの価格は?費用対効果は優れているのか?

(GEO)ジオパワーシステムの価格は?費用対効果は優れているのか?
スポンサーリンク

前の記事の内容は、(GEO)ジオパワーシステムは最初に必要となる費用が高いので・・・地中熱利用にコストを掛けるよりもマイホームの高断熱化やエアコンの電気代で使った方が良いですと提案したのですが、それでは(GEO)ジオパワーシステムの実際の価格と工事費はいくらくらいになるのでしょうか?

地球を守るためのエコであるならば価格や工事費など気にせずに(GEO)ジオパワーシステムを導入したら良いと思いますが、やはり気になるのはお金ですよね!費用対効果に優れているのであれば導入するのも悪くはないと思うのですが・・・どう考えてもエアコンのコスパには敵わないように思えちゃうのは私だけでしょうか?

(GEO)ジオパワーシステムの価格と工事費用

(GEO)ジオパワーシステムを導入する場合の価格と工事費は、建てる家の大きさや地盤の違いによって大きく差が出てしまうものです。一般的には延床面積が40坪から50坪の家で200万円超えという価格となっているようです。

価格の内訳

(GEO)ジオパワーシステムの本体価格は、約120万円です。しかし工事費も必要となってしまうわけですが、これが高いのです。工事費はおおよそで100万円以上・・・。これらを合計すると(GEO)ジオパワーシステムの導入費用は、220万円以上ということになります。

2500万円のマイホームを買って(GEO)ジオパワーシステムを導入しようとすると、合計で2780万円にもなってしまいます。たかが冷房と暖房のためだけに220万円以上も使うことに私は納得できませんね。

(GEO)ジオパワーシステムを考える上では、感覚的には初期費用があまりにも高すぎると感じてしまうのは私だけではないでしょう。

(GEO)ジオパワーシステムにおける光熱費

(GEO)ジオパワーシステムの価格や工事費が高かったとしても、年間の光熱費が大きく削減できれば簡単に取り返すことができます。

季節によって光熱費の削減幅は変動しますが、試算によれば・・・夏場の光熱費は2分の1に、冬場の光熱費は3分の1くらいに削減できるようです。

夏のエアコン用電気代が1ヶ月当たり10000円の人は(GEO)ジオパワーシステムを導入することで5000円に、冬場の暖房費に30000円掛かっていたお宅は10000円になる計算ですね。

夏場は3ヶ月、冬場は5ヶ月を空調すると考えると・・・単純計算で年間6万5000円を削減できる計算となります。これだと、(GEO)ジオパワーシステム導入費用の元を取るのに30年以上が必要となりますね。

エアコンと比較すると・・・

しつこいようですが、エアコンは空調設備の中ではコスパ最強と言える家電となっています。上位機種は価格が飛び抜けて高いですので・・・仮にミドルレンジ機を2台と低価格機を3台付けたとしても初期の設備投資費用は35万円ほどで済んでしまいます。これで冷房も暖房も除湿もできるのですから最高の機械と言えるわけです。

実際、私の家はエアコンによる24時間冷暖房となっているのですが・・・夏はエアコン点けっぱの25度を維持で電気代は全部込みで12000円/月ほどです。冬は23度を維持して電気代は23000円/月ほどになっています。

ちなみに、うちはオール電化ですのでこの電気代は全ての光熱費が込みの値段となっています。決してエアコンの電気代だけではないのです。どうでしょうか?延床面積40坪の家を24時間全館冷暖房にしている割には電気代が安いなーって感じませんか?

これが現代のエアコンの省エネ性能の力なのですよ!(GEO)ジオパワーシステムにしたところで、どのみちエアコンも必要となるのですから尚更です。

そういうことで、(GEO)ジオパワーシステムの価格はエアコンと比較すると高いと言わざるをえないのです。ただし、エコのために地熱をどうしても利用したいという人は費用対効果を無視して導入した方が気持ちが落ち着いて良いのではないでしょうか!

スポンサーリンク
Return Top