
既に大昔の話しとなっているようですが、会社員のキャリアアップにはゴルフがとても有効だったのです。しかし最近の新入社員はコルフもやらない上に上昇志向む薄いという人が多くなってきているようなのです。
ゴルフをやってみれば分かりますが・・・練習中もプレー中も上司との会話は増えますし、取引先との商談をする場としても有用であるのは間違いありません。
しかし、ゴルフをビジネスに活かそうとする若者が減り続けるのを止めることは容易ではないようです。所謂、「若者のゴルフ離れ」は加速しているわけですね。
これは日本だけの話しではなくて、アメリカでもゴルフ人口は大きく減ってきているのだそうです。
アメリカのゴルフ場の現状
アメリカのゴルフ人口はピーク時と比較すると約25%も減っているのだそうです。昨年だけだと100万人以上もゴルフをする人がいなくなってしまったという状態です。
またゴルフ場の倒産や閉鎖も相次いでいるようで、昨年に新設されたゴルフ場が14に対して閉鎖されたゴルフ場は150以上にも及んだとのこと。
最近のアメリカは大幅な金融緩和で回復基調が鮮明なのですが、リーマン・ショックからの景気低迷によってゴルフに掛ける費用を減らそうとする動きは止まらないのだそうです。さらに、20代や30代がゴルフをしない傾向が顕著に見られるそうです。
若者がゴルフをしない理由
それではどうしてアメリカや日本の若者はゴルフから離れていってしまっているのでしょうか?その理由としては・・・
- ゲームやインターネットなどに時間とお金を使うようになった反動
- 若者に貧困層が増えてゴルフに金を使う余裕がなくなった
- スピーディーさを好む傾向が顕著になって長時間を要するゴルフを倦厭するようになった
- 車を持たない若者が増えてゴルフ場までの距離がネックになった
どうでしょうか?これらの動向は日本の若者を見ていても感じられることですよね。考えてみれば、往復の時間も入れて18ホールを周れば6時間くらいは軽く消費してしまうゴルフは・・・現代の若者には耐えられないほどの長時間に感じるのかもしれません。
次々と登場するアメリカの驚きのゴルフ場
このような若者のゴルフ離れを防ぐために登場しているアメリカのゴルフ場にビックリするような物が登場しているのはご存知でしょうか?
色々なことにチャレンジしているとも言えますし、新しい試みだとも言えるのですが・・・伝統的なゴルフの姿が大きく崩れていっているようにも感じるハズです。さて、いったいどのようなゴルフ場ができているのでしょうか?
- 9ホール推奨キャンペーンを行うゴルフ場
- 通常の3倍を超える大きさのカップを切るグリーンのゴルフ場
- ゴルフとサッカーを組み合わせたフットゴルフ場
どうでしょうか?フットゴルフなんてコースの全長も大幅に短縮した上にサッカーボールを蹴って普通の5倍を超える直径のカップに入れるスポーツとなっていて・・・既にゴルフでもなんでもないという状態になっています。
このようなゴルフ場が若者の気持ちを惹きつけることができるのか難しいところですが、伝統的なゴルフを否定するような事をしていると既存のプレーヤーもゴルフから離れてしまう懸念も出てくるような気がしますね。
しかし巨大なカップでするゴルフの場合は、アディダスなどの有名なスポーツメーカーがスポンサードしていることから・・・もしかしたら流行のゴルフのスタイルになる可能性もないわけではないようですね。
いつかは日本にも登場するのでしょうか?アメリカのようにビックリするようなゴルフ場が!