
経済状況は上向いているらしくて給料アップやボーナス増量という状況らしいですが・・・本当にサラリーマンの給料(年収)は増えているのでしょうか?私が思うには、少なくとも普通のサラリーマン世帯の話しではないですよね?(ちなみに今年に入ってから、公務員は8%ほど給料が増えましたけどね。)
そもそも、給料やボーナスが増えていたとしても年金や保険や消費税や自動車税の負担が激増しているので・・・収入が大幅に増えているという実感なんてするわけがありません。「もっと給料が上がれば幸せになれるのに・・・」なんて考えたくもなりますが、実は年収1000万円でも幸せを感じないお父さんがいる反面、年収300万円でも幸せに楽しく生きているお父さんがいるのはご存知でしょうか?
父親の幸福度を調べてみても、1000万も稼いでいても幸せを感じていない人は30%以上もいるのです。逆に300万しか稼いでいなくても50%以上の人が幸せに感じている人がいるのです。この違いはどこにあると思いますか?
実は、両者の違いには年収だけではなくて・・・「職場での人間関係」や「友人の多さ」や「家族の仲」や「残業の多さ」や「週末の過ごし方」を始めとした考え方や行動の違いや感じ方の違いが幸福感に大きく関係していたのです。
仕事で幸せを感じる方法
年収が多くても幸せを感じないお父さんの特徴は、残業時間が多くて疲れきっている人が多いことです。また、業績を上げることに必至な職場だと人間関係も悪くなりがちで、自分が頑張っている割には高い評価を得られないのが不幸に感じる原因となっているようです。
もう少し気楽に生きていけば幸せを感じやすいのでしょうけども・・・年功序列が残っていて能力がなくても高い給料がもらえる公務員とは違いますので、高い年収を維持するためには仕方のないことだと考えて我慢している人が多いのでしょう。
悩みを相談できる人が職場や周囲にいないのもストレスが貯まる原因となっているようです。
これとは逆に、年収が低くても毎日楽しく過ごしているお父さんの特徴は、そもそもそんな競争の激しいような仕事をしていない人が多いことです。足の引っ張り合いもなくて出世競争から降りたつもりでいれば人間関係もそんなに悪くはならないのでしょう。
お小遣いが3万円未満になるのは仕方がないですが、親と同居したり、子供を親に預けて共働きをしたりして・・・工夫したり節約を楽しんだりして生活するのが低年収生活を楽しむコツなのかもしれませんね。
年収が高いお父さんは、人付き合いや行動範囲は広くて活発な方が多いイメージですが、それがストレスの元となることもあるようですよ。小じんまりとした生活で幸せを感じるのであれば・・・そちらの方が良いのかもしれません。
家庭で幸せを感じる考え方
年収が高くても低くても、幸せを感じている人の特徴は・・・「幸せ」の根幹が、妻や子供などの家族であると考えている人がほとんどであるという点です。
逆に、年収が高くても幸せを感じられないお父さんの特徴は、週末や休日でも家族と出掛けずに1人で出掛ける人が多い点です。家族と仲が悪いから1人で出掛けるのか、それとも交友関係や行動範囲が広いから家族と出掛けられなくなるのか・・・わかりませんが。
これに加えて、楽しく過ごしているお父さんは地元や地域での繋がりや活動が多いという特徴があるようです。
学校のPTA活動や町内会、消防団などを通じて知り合いが増えてくるのが良いのでしょうか?幅広く活躍することとか、過度な競争とは無縁の世界で生活するのがコツのようです。
当然ですが、育児に積極的にかかわることも幸福感がアップする要因になっているようですよ!
お父さんの幸せのコツ、まとめ
一般的には年収が多い方が幸せになれると思われているのでしょうけども・・・実際は、1000万円の年収でも幸せでないお父さんが多い一方で、年収が300万円の情けないお父さんでも幸せを感じていることが多いのです。
その秘訣は、過酷な強競争社会に身を置かないことと、家族や地元の人間関係を大切にすることにありそうですね。
特に、育児を一生懸命にやることで妻からの信頼感がアップすることは幸福感に大きな関係があると思います。子供にも、妻の機嫌にも、自分にも良い結果をもたらす「三方良し」な行動なんですね。
バリバリに働いて注文住宅のマイホームで暮らせたとしても、お父さんや家族が幸せを感じられないのでは意味がありませんよね?
出世競争に敗れたとしても、いつも家族の側にいてくれてニコニコしているお父さんがいれば子供や妻も幸福感を得られるというものです。
何が正しいということは無いのですが・・・完璧なお父さんなどいないことは間違いありません。
しかし、一番に理想的なのは・・・高年収で毎日を楽しく過ごし、幸せをいっぱい感じるお父さんなんですけどね!
ただし、私からの注意点ですが・・・
子供が小さい間は家族優先の生活で幸せで居られると思うのですが、子供が成人したあとにすることが無くなってしまったという父親は多いものです。そうならないためにも、釣り・ゴルフ・自転車・マラソン・・・などの外に出る趣味などで気楽に付き合える友達をたくさん造っておくようにしましょう!
これが将来、妻に鬱陶しがられる可能性を大きく減らせる秘訣です!