
タマホームは、2013年のグッドデザイン賞を5つ受賞しましたが・・・
「i TamaHome」はそのうちの1つに入っています。
これほどスマホが一般的になって何でもかんでもスマホで操作する時代になってきていたので、いつかはスマホで操作する家というのが出てくるだろうとは予想していました。
しかし、タマホームの行動はとても速かったと思います。
他社がスマートハウスで精一杯の段階で「i TamaHome」を発表したということは、誰もが驚くタイミングだったのではないでしょうか?
特に、キムタク出演のCMの出来具合も良かったのだと思います。
予想外に高い評価を得られたのではないでしょうか?
「i TamaHome」はスマホを媒介とする制御システムです。
「i TamaHome」はただ単にスマホで操作できてカッコいいというシステムではありません。
スマホで住宅設備を動かすことができることから、防犯などにも凄く役立つものになると思われます。
人がいない時でも遠隔地からシャッターを上下させたり照明のオンオフができるのですから、外から見ればまるで人がいるかのように振る舞うことができるからです。
また、学校から帰った子供だけが在宅する場合でも・・・親が事前に照明やエアコンを付けておいてあげれば子供が怖がったりしなくなったりもします。
このようなことができるのも「i TamaHome」がインターネットを介してスマホで操作できるシステムだからこそですね。
昔であれば赤外線を利用したリモコンぐらいしかありませんでしたが、「i TamaHome」のシステムであればどこからでも操作できてしまうのです。
しかも既存のスマートフォンにアプリをインストールするだけで使えるのですから、価格面でのメリットも大きく評価されていますね。
照明だけなら「Philips hue(フィリップスヒュー)」でもスマホで操作できる!
「i TamaHome」はとても便利なシステムではありますが、いくら価格が安いと言われても既存の住宅に導入するとなると大変であることは間違いありません。
当然、価格面でも気軽に試せるものでもないのです。
しかし照明器具だけであれば、オランダフィリップス社の電球「Philips hue(フィリップスヒュー)」を利用すれば気軽な価格でスマホ操作できるようになります。
「Philips hue(フィリップスヒュー)」は1600万色をも表現できる電球なのですが、スマホでオンオフができたり色を変えたりできるという特徴を持つ驚きの電球なのです。
「hueブリッジ」というコントロールユニットを無線LANルーターに接続してやることによって簡単にスマホ操作できるようになります。
ひとつの「hueブリッジ」で50個の「Philips hue(フィリップスヒュー)」を操作できますので、一般家庭であれば十分な数であると言えるでしょう。
「Philips hue(フィリップスヒュー)」であれば電球1個から試せますので、「i TamaHome」と比較しても気楽に導入できますね。
「i TamaHome」を評価するとしたら・・・ちょっと早すぎ?まだ要らない。
スマホで操作できて1600万色を表現できる電球「Philips hue(フィリップスヒュー)」を知ってしまうと、とたんに「i TamaHome」の魅力が薄れてくると感じる人が多いのではないでしょうか?
なぜなら、わざわざ「i TamaHome」を導入しなくても、時代が進むと共に個々の機器がスマホ対応していくであろうことが予想できるからです。
恐らくは、電動シャッターやテレビやエアコン、洗濯機や冷蔵庫などのありとあらゆる物がスマホ操作対応となっていくものと思われます。
しかも、スマホ操作できる家電などであっても価格がグンッと安くなっていくことでしょう。
そういうことであれば、今あわてて「i TamaHome」を購入する必要はないということになります。
さらに今の段階では、スマホで家中の物を操作するという行為は一般的にはなっていません。
つまり「i TamaHome」は、まだ必要ないと感じる人が多いと思うのです。
そうであるならば、徐々にスマホ操作対応製品を買い揃えていくという行動が正しいということになります。
「i TamaHome」は早く登場したことによって新鮮さを感じさせる効果はあると思いますが・・・
私が「i TamaHome」を評価するとしたら・・・
【とりあえず今は必要のないシステムであるし、何も「i TamaHome」でなくても、これからスマホで操作できる機器はどんどんと登場してくるので将来もいらないシステムになる可能性がある。】ということになります。
スマホや家電は規格が変わるのも早い製品ですから、大掛かりなシステムにしてしまうと時代に合わなくなって使えなくなってしまう可能性もありますからね!