
数多くのブロガーが使っているレンタルサーバーに「エックスサーバー」がありますが・・・私のブログ「はうすめーかーどうですか」でもエックスサーバー社のWPXクラウドを使っています。
私としては、WPXクラウドは安定度や速度では不満が無かったのですが・・・今回新たな追加機能として「mod_pagespeed設定」なるものが新設されたようなのでmod_pagespeedとは何かを調べてみると共に本当に高速化するのかどうかを試してみることにしました!
「mod_pagespeed」とは?
mod_pagespeedとは、Google社により開発されたWebサイトの表示速度を向上させるための拡張モジュールです。mod_pagespeedを利用することにより画像、キャッシュ、JS/CSSなどの最適化処理が行われ、サーバーとクライアント間の無駄な通信を削減し、Webサイトの表示速度をより高速化することが可能になります。
エックスサーバーの説明によると、「mod_pagespeed設定」をオンにすることによってウェブサイトやブログの表示速度を高速化させることができるとのこと、これは試してみるしかないですよね!
エックスサーバーWPXクラウドで「mod_pagespeed設定」をオンにする手順
簡単に言うと、エックスサーバーの管理画面で「mod_pagespeed設定」をオンにするだけでオッケーなのです!
ブログの表示速度は変わるのか?
mod_pagespeed設定をオンにすることで本当にブログの表示速度が変わるものか、表示速度計測サイトを利用して試してみることにしました。
利用するサイトは「GTmetrix」です。利用方法は自分のブログのURLを入力してGO!ボタンを押すだけですね、簡単です!
mod_pagespeed設定オフで計測
「GTmetrix」では様々な事を計測できるのですが、今回参考にするのは赤線で囲った部分です。
「Page Speed Grade」は、Googleが提供するツールで速度計測した結果です。数字が大きい方が表示スピードが速いことになり、最高評価は「A」で最低評価は「F」になります。
「YSlow Grade」は、ヤフーが提供するツールで計測するだけで結果は「Page Speed Grade」と同様となります。
「Page load time」は、ブログを読み込むために要した時間です。
mod_pagespeed設定オンで計測
mod_pagespeed設定の結果は?
wordpressWPXの新機能である「mod_pagespeed設定」を試してみた結果としては・・・
- 「Page Speed Grade」が、42%の「F」という結果から74%の「C」に大幅アップしています。
- 「YSlow Grade」は、「D」ランクは変わりませんでしたが64%から69%に僅かですがアップしました。
- 「Page load time」は、6.23秒から10.17秒へと遅くなってしまいました。
どういうわけか、評価は上がっているのにブログの読み込み時間が多くなってしまい残念な結果となってしまいました。そこで再び計測し直すために「mod_pagespeed設定」をオフにして計測してみたところ・・・13.70秒という結果になりました。
計測するタイミングでかなり変動する印象ですねー。本来であれば複数回の計測の平均で判断しなければならないのかもしれませんね。
しかし「mod_pagespeed設定」をオンにすることによって計測サイトの評価が上がっていることから、確実にパフォーマンスアップしているようでありますので満足することにいたします!
なんと言っても、「mod_pagespeed」による高速化設定が可能なのは現在のところエックスサーバーだけというのが優越感を感じられるところですからね!
追記・・・・・・
その後、何度かmod_pagespeedをオン・オフして計測を繰り返して平均と取ったところ・・・明らかにオンにしている方が読み込み時間が短くなったので、これからはオン設定でブログを運用していくことにいたしました!