
以前にこのブログで、空き家の固定資産税が6倍に跳ね上がることによって売り物件が大量に発生するのではないかと書きましたし、100万円台の激安中古マンションが登場してきたこともご紹介いたしました。
このような状況だと、激安中古物件を購入してリフォーム後に賃貸にしたら利回りが30%にもなると言っていたのですが・・・なんと、平屋のボロボロの物件をリフォームすることによって賃貸による利回りが42%にもなる投資家が登場してきているようなのです。
不動産経営は不労所得の代名詞ですが、サラリーマンをしながらでもできる副業としても適していますのでチャレンジしてみるのも悪くはないと思います。金利も無茶苦茶に低いですからね。
ボロ物件を高利回り賃貸にする秘密
これからの時代は空き家が次々と売りに出されるようになってくると思うのですが、これをチャンスと捉えて不動産投資で成功する人も多く出てくるのではないでしょうか?
既にそういう人は何人か登場してきているのですが、ボロボロの空き家を投資に最適な物件に生まれ変わらせる凄腕投資家の技術や秘密に注目が集まってきています。
その中でも飛び抜けているのが「元派遣OL」の上条さんですが・・・木造住宅であれば柱が4本と屋根さえ存在していれば大丈夫だと言い切る豪腕投資家なのです。
そんな上条さんの投資の秘密は、千葉県の郊外の中古住宅で5万円台の家賃を想定した上で初期投資額を300万円以下に抑えていることにあると思います。ボロい中古住宅を300万円の予算でどれだけ立派にリフォームさせるかが腕の見せどころというわけですね。
当然、リフォーム業者への値引き交渉も徹底的に行なっているのですが・・・女性である上条さん自身がDIYで工事をすることも多々あるそうです。さらに驚くべきは、汲み取り式便所を水洗トイレにする際には100万円近い費用が必要となるところを60万円で工事してくれる業者を探しだしているところです。とにかく楽して儲けるという感じは全くしないのです、むしろ専門家以上に努力しているからこその成功と言えるのではないでしょうか?
しかし上条さんは、ただ闇雲に努力しているわけではないんですね。ポイントを絞っているところが興味深いのです。
彼女の賃貸物件は、実は周囲の中古賃貸相場よりも高い家賃が設定されているのです。それにも関わらず入居者が入るというところに秘密があるわけですね。
その秘密とは、システムキッチンだけは高級グレードのものを導入したり、エアコンだけは最新のハイスペックモデルを付けたりしていることなのです。つまりは「一点豪華主義」の物件に仕立て上げているということなんですね。
各物件の何処に予算を掛けるかを決めるのは、上条さんの才覚によるところが大きいので簡単にはマネできない部分と思っておいた方が良いかもしれないですけどね。
彼女の才能を感じさせる例としては・・・100万円のボロボロの中古平屋住宅を購入して70万円の予算でリフォームしたところ、表面利回りが脅威の42%に達したというのです。
現在であれば銀行も資金を貸してくれやすい状況ですのでチャレンジしてみたい方はご紹介した方法を試してみるのも悪くはないと思いますよ!
少しの努力で投資家になれる時代になった
空き家が大量に出てくるということは相場も下がるということですよね。しかも金利は史上最低と言われているほどの低金利ですので、低リスクで不動産投資家になれる時代になったと言えるでしょう。
上条さんの場合は、最低でも20%の利回りは確保できているということですので・・・もしも、複数の物件を持って合わせてたとしても2000万円を投資したならば、毎月40万円近い家賃収入が入ってくるということになるのです。
これで上手く経営できるようになったら、次は高額の物件を購入して高い家賃を設定してみても悪くはないと思います。実績を積んでいれば銀行も簡単に融資してくれるようになることでしょうからね。
不労所得と言うと簡単そうに見えるかもしれないですが、賃貸経営で利益を上げるためには努力を惜しんではいけないという事を上条さんから学べたような気がしますね。
しかし、水周りであるキッチンや風呂・トイレを豪華なものにしておくという方法はどんな物件にも当てはまる重要なポイントと言えるのではないでしょうか?