
凄まじい巨大津波を引き起こした地震だったのに、既に東日本大震災の被害の記憶が無くなりつつある自分ですが・・・次の巨大地震や大噴火が予測されているのは知っていましたか?兆候が出ているのは東北日本にある奥羽山脈の日本海側です。
測量工学の権威でもあり長野北部地震などの予知に成功していた村井俊治さんが「2015年の1月から3月の間に巨大地震が発生する可能性が出てきた」と発言しているのはご存知でしたでしょうか?村井俊治さんは全国のセンサーの計測結果から地殻の歪を算出して地震予測につなげているのですが、これがかなりの精度で地震を予測できるようになってきているのです。
その村井俊治さんのメールマガジンの発表によると、2015年の1~3月に「東北地方の奥羽山脈から日本海側」と「青森県から栃木県の那須岳までの脊梁山脈」で大きな地殻変動による巨大地震か大噴火が起きる可能性が高いというデーターが出てきたのだそうです。観測によると南海・東南海エリアでも巨大地震か大噴火の可能性が高まってきているとのこと。巨大地震が発生したら巨大津波が襲ってくる可能性も高いですから大震災になる可能性もとても高いようです。
大地震や大噴火というのは突然やってくるものではなくて、地殻の歪が限界を超えると発生するらしいのですが・・・村井俊治さんの観測では、その限界点が近いのだそうです。しかもその以上変動が明らかに限界点に到達しているというのですから警戒しておくべきなのかもしれません。
次の大震災の名称はどうなるのか・・・
奥羽山脈近辺の大地震なら・・・
村井俊治さんが要注意としているのは「東北地方の奥羽山脈から日本海側」と「青森県から栃木県の那須岳までの脊梁山脈」です。このエリアの地殻は以上に沈降しているのが理由だそうです。また、東日本大震災で巨大津波に襲われた太平洋側の牡鹿や女川近辺の地殻は異常に隆起しているそうですが・・・実は地殻が沈降することによる地震や噴火の方がより巨大なものになることが分かっているとのこと。
さて、ここで悩ましいのが・・・村井俊治さんの予測が当って大震災が発生した場合の「正式名称」がどうなるかではないでしょうか?もし奥羽山脈近辺が震源地となるならば、「奥羽山脈大震災」という名称あたりが妥当でしょうか?もし青森県から栃木県の那須岳までの脊梁山脈が震源地となった場合は、「青森栃木山脈大震災」かな?
牡鹿や女川の地殻隆起が震源地となれば。「牡鹿女川大震災」?もしくは「第二次東日本大震災」でしょうか?
もし南海エリアでしたら「南海トラフ巨大地震」、「南海トラフ大震災」でしょうね。
地震予知の精度は上がってきている!
上の図は国土地理院の電子センサーによる地殻の歪の計測結果ですが、明らかに東北および東日本大震災で被害を受けた地域の歪が高まっているのがわかりますよね。北陸の石川県や岐阜県あたりにも歪が溜まっているようですが、村井俊治さんの言うように奥羽山脈の日本海側が一番危険な事が感じ取れると思います。
今回の村井俊治さんの発言はいつもよりも強気な感じがしますので、当てる自信があるのかもしれません。
最近ではセンサーの精度も高まったせいもあって地震予知の精度も非常に優れたものになってきています。実際に、昨年の長野北部地震の際にはスマホへの緊急警報が鳴り響いたのですが・・・これは地震の揺れが来る前に警報が鳴っていたのです。僅か数秒だけかもしれませんが地震予知が出来る時代になった事を証明したのです。
また、地殻の歪に加えて周辺のラドン濃度を厳密に測定することによっても地震予知や火山噴火予知ができるようになってきているそうです。これらの技術を組み合わせて予測しているからこそ村井俊治さんは過去にいくつかの地震を予知することができたのです。
東日本大震災の直後は誰もが災害対策グッズを確保したがったものですが、現在では1週間分の非常食を用意している家庭は20%ほどになってきているのです。震災は忘れた頃にやってくるという言葉を信じるならば・・・震災の記憶が薄れた2015年前半に奥羽山脈の太平洋側で巨大地震か火山噴火が発生することになるかもしれないですね。
念のため・・・という言葉を思い出すべき時なのかもしれません。