はうすめーかーどうですか

ハウスメーカーの事・・・あまり書いてないですけどね!

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老親が住んでいた家で収入を得る方法。親の介護費用は・・・自宅をカネにしろ!

老親が住んでいた家で収入を得る方法。親の介護費用は・・・自宅をカネにしろ!
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年老いた親(老親)が老人介護施設などに入ることになってしまって、その後ずーーーーと自宅に帰ることができない見込みとなった場合・・・老親が住んでいた家はどうしたらよいのでしょうか?

親にしてみれば愛着のある我が家ですから、できれば子供世帯に住んで欲しいと考えている人は多いものです。しかしこれから誰も住む予定が無いのであれば、真っ先に思いつくのが売却ですね。老人ホームの費用なども必要になりますので、親の自宅を売却したお金でそれらを賄うこともできますからね。

そうは言っても、簡単に売却できたらよいのですが・・・売れなかったり、仮に売れたとしてもほとんどお金にならなかったりということも良くあるそうですが、気をつけておきたいのは売却後に親が老人ホームなどを嫌がって元の自宅に戻りたがることなんですね。そういう意味では、親の自宅を売却しても大した収入にならない場合は売らずに残しておくのも1つの方法ではありますね。

借家として貸し出す方法

老親の住んでいた家で収入を得ようとするならば、知人に借家として貸し出すのが一番に気軽に行える方法だと思います。お互いに気を使わなくて済む反面、借りてくれる知人がいるかどうかが問題となりますね。

知人に借り手がいない場合は、不動産業者に任せて貸し出すしかないでしょうね。借り手が見つかりやすい反面、手数料などがかなり必要となるのがネックとなります。

マイホーム借上げ制度を利用する方法

マイホーム借上げ制度とは・・・

一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)の「マイホーム借上げ制度」は、シニアの皆さま(50歳以上)のマイホームを最長で終身にわたって借上げて転貸し、安定した賃料収入を保証するものです。これにより自宅を売却することなく、住みかえや老後の資金として活用することができます。

マイホーム借上げ制度の特徴やメリット&デメリットとしては・・・

  • 借り手(入居者)がいなくなってもJTIが最低賃料を保証して払ってくれます。しかも終身です。
  • 定期借家契約の期間が3年なので・・・親が自宅に戻ることができる。
  • 入居者とはJTIを介するので直接の接点がない。そのためにトラブルや問題に関わらなくて済む。
  • 賃料は一般的な相場よりも10%から20%ほど安く設定されるのがデメリット。
  • 耐震性や老朽化で改修する必要がある時は、工事費として出費が求められる。

自宅を売却しなくても済みますし、入居者がはいらなくても最低賃料が得られるマイホーム借上げ制度のメリットは検討の余地があると思いますね。ただし・・・耐震補強などには200万円ほどかかることだけは覚えておきましょうね。

リバースモーゲージを利用する方法

親の自宅をカネに変えて収入にする方法としてはマイホーム借上げ制度の他にもあって、自治体や銀行から融資を受ける「リバースモーゲージ」という手段があるのはご存知でしょうか?

介護のための費用が不足した場合には、自宅に住み続けながら費用を捻出できますので老後資金に不安がある方は考えてみても悪くはないかもしれません。基本的には土地付きの一戸建ての自宅を担保とするのですが、最近では東京スター銀行の「充実人生」という商品がマンションも対象としたようですよ。

リバースモーゲージは親の自宅を担保に必要な資金を借りるのですが、普通の融資と同じように利子があります。親が亡くなった時に自宅を売却して返済するのですが・・・現金で返済するならば売却する必要がなくなるのも特徴ですね。

ただし・・・親があまりにも長生きし過ぎた場合は借入金が減らされたり、融資が打ち切られるというリスクもあるのでご注意下さい。

老親の自宅・・・まとめ

リバースモーゲージは自宅に住みながら介護費用が賄えるのがメリットでもあり魅力的なわけですが、所詮は借金ですのであまりオススメしたいものではありません。

しかし介護費用が不足してどうしても収入を得たい場合は、やはりマイホーム借上げ制度がオススメだと思います。なぜかと言えば・・・相場よりも安い賃料しか入ってこないのがデメリットですが、それを大きく上回るメリットがあるからなんですね。

親の自宅を売却してしまえばまとまった資金が入ってくるのですが、諸費用や税金がかなり引かれてしまうのを考えると・・・やはりマイホーム借上げ制度しかないって感じですね。

子供や親族に迷惑を掛けないようにするためにも、老後のお金や介護費用は多めに残すようにしておかないといけないですね!

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