
iPhoneでオン・オフや明るさや色を操作できるLED電球が「Philips hue(フィリップスヒュー)」ですが・・・
Philips hue(フィリップスヒュー)ブリッジコントローラーのAPIが公開されたことによって、このAPIを使って新しい使い方ができるアプリを開発する人が出てきているようです。
小さな室内くらいであれば商業用の演出照明としても使えるということで、個人的な趣味でアプリ開発をする人だけではなくて、商用としてアプリを開発する人もいるようですね。
Philips hue(フィリップスヒュー)APIを使ったアプリの可能性
とりあえず、アプリによってどのような照明の使い方になるのか動画をご覧下さい。
タイマーによって朝の目覚める時間に灯りが点いたり、iPhoneやAndroidスマホのGPSを使って家に近づくと自動で灯りをオンにするジオフェンス機能などが公開されているAPIを利用したアプリによって実現可能となるのがとても魅力的ですよね。
ウキウキしてくるような可能性を持った電球が「Philips hue(フィリップスヒュー)」ですね。
「Philips hue(フィリップスヒュー)」APIの特徴
Philips hue(フィリップスヒュー)のブリッジの当てられているIPアドレスを調べてブラウザからアクセスするとAPIツールが表示されるという便利さが、開発者を重視していることを伺わせる特徴でしょう。
次にPhilips hue(フィリップスヒュー)APIの認証に必要なユーザー名を登録してオン・オフなどの制御を行います。
ただの照明だと思うとPhilips hue(フィリップスヒュー)の価格は高いものとなりますが、無線LANに繋がっていろいろ試せる機器だと考えれば妥当な値段とも言えるのではないでしょうか?
APIが公開されていることによって、自分で勝手にコントロールできる点が最大の魅力でもあり特徴と言えるのかもしれませんね。
APIの公開によって新しい使い方が生まれている!
Philips hue(フィリップスヒュー)のAPIを利用して様々な使い方が出てきているのが感動的でもあります。
例えば・・・、天気予報の結果によって照明の色を変えたり、株価の変動具合を照明で伝えたり、メールが来ていることを照明の変化で伝えたりという予想を超える物が登場してきています。
このような事がタダ同然でできるというのも大きな特徴かもしれませんね。
これから増々、APIとアプリを使って驚くような事ができるようになるアイデアが出てくることでしょう。
hueのAPIは5種類!
Portal API・・・hueブリッジを見つける
Configuration API・・・hueの電球にユーザーを追加する
Schedules API・・・電球の行いを時間で設定できる、設定した予定を得ることができる
Groups API・・・電球をグループとしてまとめたり独立させたりできる
Lights API・・・電球の状態や数などの情報を得たり設定したりできる
iOSのSDKもあるということで、アイフォンやアイパッドのアプリを作るのも難しくはないようですね。
学生さんが実験的に購入するという場合などにも適しているかもしれません。
ちなみに、AndroidのGoogle PlayにもPhilips hue(フィリップスヒュー)のアプリが登場しているので、Android版アプリの開発も加速していくことが予想できます。
まとめ
住宅の進歩は速いものですが、家電や設備機器の進歩は驚くほどの変化を遂げています。
住宅メーカーがスマホ対応住宅を開発するのと同じくして、家電メーカーもPhilips hue(フィリップスヒュー)のような商品を次々と販売していくことでしょう。
映画の中だけだった幻想的な機器操作も、これからは家庭の中で実現していくのでしょうね。
考えるだけでとてもワクワクしてきませんか?