
住宅ローン破産を恐れる人へ!
リーマンショックで会社をリストラされる人が続出したのが10年ほど前ですが、その時には会社をクビになって収入が途絶えた結果・・・
住宅ローンが返せなくなって破産した人がいっぱいいましたよね。
その時代には、先の事など誰にも分からないのでローンを組むのは悪だという考えが広まったものです。
最近では、一生を賃貸で済ますのとマイホームを購入するのと比較するような記事が多くなっていますが・・・誰だって、できることなら家を買って家族と幸せに暮らしたいと考えるものではないでしょうか?
マイホームが夢という考え方は少なくなってきましたが、住宅ローンを恐れてマイホームを購入しないのも・・・なんだか幸せを逃しているようにも思えてきちゃいますよね。
そこで今回は、会社をクビになったりリストラされたりした時の事を考えたら住宅ローンを組めないという人のために別の考え方を提案してみたいと思います。
サラリーマンや公務員だから簡単に住宅ローンを組める
だいたい住宅ローンを借りると簡単に言いますが、銀行だって返済能力が無い人には金を貸してくれないですよね。
その人の今までの収入を元にした計算から、可能な借入金額を銀行が算出して住宅ローンを組むことができるわけです。
逆に言えば、現時点で収入が無い人や・・・将来に渡って安定した収入が確証されない人には住宅ローン審査は通らないことになっているのです。
仮にあなたが信用の無い人物だったとしても、務めている会社の信頼度によって金を借りることができちゃうわけなんですね。
つまりあなたが安定した収入を得られるサラリーマンや公務員だからこそ住宅ローンを簡単に組むことができるわけです。
これが会社員を辞めて自営業として独立した直後であれば・・・あなたは住宅ローンを組むことができなくなっちゃうのですね。
オーバーに言えば、会社員である間に住宅ローンを借りてしまえば・・・あとは独立するなり別の会社に勤めるなりしても何の問題もないわけです。金さえ返していればね。
低金利だからこそ住宅ローンを組むべき
バブル時代に住宅ローンを借りた人ならわかると思いますが、当時の金利は7%とか8%もあったのですね。
土地や建物を含めた不動産価格が毎年上昇していた時代ですが、金利も上がり続けていたのです。
ちなみに年率8%の金利だと、35年ローンで3000万円を借りると・・・返済額は合計で9000万円くらいになってしまう計算です。(金利2%であれば返済負担は半分程度になる)
ボーっと眺めていたらマイホームなんか一生買えないことになってしまう時代があったのです。(現代の中国で同じような現象が起きていました。)
しかし長年続いた低金利によって、現在の住宅ローン金利は変動で年0.497%、固定で年0.59%となっています。(au住宅ローン)
この金利で金を借りたとしても金利分なんてタダみたいなものです、時代は変わってしまって笑えるくらいに安い金利になっているのです。
そうであるならば、今こそ住宅ローンを組んでマイホームを手に入れてみてはどうでしょうかという提案をしたくなるわけです。
低金利+会社員で住宅ローンを組め!
現代のような驚くべき低金利であって、もしあなたが会社員や公務員なのであれば・・・恐れずに住宅ローンを組んでしまってマイホームを手に入れた方がメリットが多いと思います。
仮に4000万円を借りたとしても利息の返済額は約200万円ほどです。
この200万円すらも惜しむ必要はなくて、マイホームを買えば住宅ローン減税が適用されることを忘れてはイケないのです。
10年間の住宅ローン減税は約350万円ですので・・・逆に得する計算になります。
一生賃貸が嫌ならば・・・
家を買った方が得なのか、一生を賃貸で暮らすのが得なのか・・・それは時代が過ぎてみないと分からないものです。
賃貸でも不満がないという人はともかく、もしあなたがマイホームを手に入れたいと思っているのであればローンで借りてしまうというのも1つの手段だと思います。
住宅ローンを借りたら自由が無くなると考えている人が多いかと思いますが、実際は逆なのです。
安定した職業に就いているうちに金を借りてしまえばいいのです・・・その後は別の仕事で羽ばたいてもいいのですよ!
むしろ自分の家を手に入れてしまえば、何の憂いもなく好きな仕事を選ぶために転職する自由が手に入ると考えればいいわけですからね!