
ハウスメーカーや工務店にマイホームの新築を相談すると、間取りを決める上で最初に聞かれるのがトイレの数かもしれませんね。
最近だと、和室や畳の部屋の有無も間取りを決める始めの段階で聞かれることが多いですが・・・生活する上ではトイレの数が1つか2つかの方が重要になるのではないでしょうか?
最近では狭小住宅のような小さな家が増えてきていて、マンションに住んでいる時は1つでも暮らせていたトイレを2つに増やすとなると他のスペースが犠牲になってしまうのを心配する人が多いですね。
しかし建売住宅や住宅展示場の家を見てみれば分かると思いますが・・・最近の新築住宅ではトイレは2個あるのが一般的になってきているのです。
トイレを減らす場合には、そのスペースを何にまわすかという話しになりますが一般的には・・・
- 収納スペース
- 和室を広くする
- キッチンを広くする
- 子供部屋
- リビングを広くする
- パパの部屋を作る
などなどですね。パパの部屋はトイレとトレードオフってところが(笑)
今回の場合は2階建てが前提で、二階のトイレが必要かどうかを話しの中心にしようと思っているのですが・・・まずは二階のトイレのメリットを考えてみようと思います。
2階建ての場合の二階トイレのメリット
今回は2階建てのトイレということで、家族構成は小さな子どもが2人の家族4人を想定しています。この場合は2つのトイレはメリットが多いのではないでしょうか?
- 二階にトイレがあれば夜に起きた時でも一階まで降りなくて済む
- 風邪をひいて熱がある場合、二階の寝室で寝ていてもトイレが楽に行ける
- トイレを二階に付けると必然的に洗面所も付く。掃除などの時に便利
- 子供が大きくなった時に朝のトイレ渋滞を緩和できる
- 子供が女の子の場合は、思春期になるとトイレや洗面所の使用率が高くなるので2つ必要
- 年月が経って一階のトイレが壊れたとしても・・・二階にトイレがあれば修理が終わるまで困ることはない
- 一度でもトイレ2個の生活をしてしまうと、もう1つの生活には戻れない
- 前に使った人のニオイを考えると2つトイレのメリットは十分にある
どうでしょうか?マイホームにトイレが2つあるメリットの中には、皆さんが想像していなかったようなものがあったのではないでしょうか?
それが大事だと思えるならば、ぜひ新築の際はトイレを2個付けることにしましょう♪
2階建ての場合の二階トイレのデメリット
メリットの裏には必ずデメリットもあります。あとで「こんなハズじゃなかったー」ってならないようにデメリットも把握しておきましょう。
- トイレが2ヶ所になるとトイレ掃除の手間が二倍になってしまう
- 単純に費用が余分に必要になる。二階にトイレを付けるとなると洗面所と合わせて30万円ほどコストがアップする
- 将来トイレが壊れて修理する場合などを考えるとメンテナンス費用が二倍になる
- 2つ目のトイレにスペースを使ったために収納スペースを諦めることになってしまった
- 夜中に二階のトイレを使うと水を流す音が寝室や子供部屋まで聞こえてうるさい
- 二階のトイレで水漏れが発生すると被害が大きくなる
どうでしょうか?
デメリットや欠点を知ると・・・何が何でも2つのトイレが必要と思うこともなくなるのではないでしょうか?
新築のトイレ2つと風水・・・まとめ
昔の家だとトイレが2つある家庭なんてなかったわけですよね。
そういう意味では1つあればなんとかなるのかもしれないですが、やはり利便性を求める現代の住宅の場合は2つのトイレは必需品と言えるのではないでしょうか?
何も、一階と二階に1つづつのトイレが必要と思わなくても・・・水回りを集中させて一階にトイレを2個付けてもいいかもしれないですね。
もしくは、二階のトイレの面積は最低限のスペースにするかです。
しかしこれが3階建てや4階建て、もしくは2世帯住宅の場合は・・・各階に1つのトイレは必需品と考えておくべきでしょうね。
とにかくトイレの数を決められるのは新築する時の一回だけですからね。
ちなみにマイホームを建てるとなった時に風水を気にする人が意外と多くいますが、風水を気にするよりも周辺の環境や家族の習慣を重視して間取りなどを考えた方がよほど良い家になるのではないでしょうか?
もし風水を重視するのであればトイレ室内のインテリアや小物の色などで対応するのが良いと思いますねー。
今回は新築時のトイレの数について考えてきましたが・・・
もしあなたの家族に女の子が一人でもいるのであれば、将来のことを考えて・・・絶対にトイレと洗面所は2つにしておいた方が良いですよ!