
いよいよ梅雨や夏に突入という季節になってきましたが、とにかく困るのがジメジメとした湿度ですよね。
洗濯物が乾かないだけでなく、高い湿度でジットリとした汗をかくのも嫌なものです。湿度が70%を超えたあたりからは不快指数は140%って気分になりますよね。
そこで今回は、マイホームにおける部屋の湿度対策を考えてみたいと思います。
梅雨のジメジメとした部屋の湿度を下げる対策することで、快適に暮らせるようになれば良いですよね。
最適な湿度や理想の湿度まで下げるのは難しいかもしれないですが、僅か10%ほど湿気が減るだけでも気分的には大違いだと思いますので参考にしてみて下さい!
エアコンのドライ機能を使う(除湿)
梅雨のジメジメ対策として部屋の湿度を大幅に下げたい場合は、とにかくエアコンに頼るのが一番だと思います。
もともとエアコンは新築にもアパートにも付いているのがほとんどですので、余計な出費をしなくてすむというのも大きなメリットかと思いますね。
リモコンでドライボタンを押せば・・・あっという間に乾いた空気がエアコンから流れ出てきますよね。超簡単です。
あとはどのくらいの湿度にするかを設定するだけですが、最適な湿度や理想の部屋の環境というのは人それぞれですので好みで設定して良いと思います。
一般的には理想的な温度と湿度は・・・夏場であれば気温25度から27度。湿度は50%から65%といったところでしょうか?
ここでジメジメした部屋の湿度をエアコンを使って下げるときのコツとしては・・・押入れやクローゼットの扉は開け放しておくことをオススメいたします。
すべての扉や蓋を開けておくことによって隅々まで除湿できるので快適度がグンっとアップすると思います。
暖房で部屋を暖める
さて、さきほどご紹介したエアコンのドライ機能を使って梅雨時期のジメジメとした部屋を除湿する方法ですが一つだけ欠点があるのはご存知でしょうか?
それは除湿の仕組み上は仕方のないことなのですが・・・
部屋を除湿する際にエアコンの冷媒を冷やして結露水を屋外に排出する関係から、どうしてもドライすると部屋の気温が下がってしまうという欠点が目立ってしまうのです。
気温が高い夏であればこの欠点も気にならないのですが、梅雨寒という言葉があるとおり・・・梅雨のジメジメ対策のためにエアコンで除湿をすると室温が下がって寒くなってしまうのは困りますよね。
そこでオススメしたいのが、肌寒い梅雨に除湿する方法ですが・・・エアコンの再熱除湿機能を使うのがもっとも良い方法ですが、単純に部屋を暖房するだけで寒さ対策にもなりますし湿度も下がる良い方法があるんですね。
エアコンで暖房するのが一番いいのですが、小さなストーブなどで部屋を暖めたとしても湿度も下がって快適度が増すはずです。
部屋の温度を上げると湿度が下がる原理は、冬場の過乾燥を経験していれば理解できますよね。
空気中の水分量が同じであれば空気の体積が大きい方が湿度が下がる原理です。暖房で部屋の空気を暖めると体積が大きくなっちゃうんですよね。
ただエアコン以外の方法で暖房すると暑くなりすぎてしまう可能性はありますよね。
そういう意味では、理想的な最適な湿度や温度にする場合はエアコンを使うのが一番良いと思いますよ。エアコンの利点は1℃単位で室温を調整できることにありますから!
その他の方法
もしあなたがエアコンを使わないで家の中の湿度を下げようとしているならば・・・大型の除湿機を買ってくる方法以外は試す必要はないと思います。
シリカゲルや炭を利用するなんて紹介しているブログがありますが、そんなことをしても効果はゼロに近いですからね。
しかしエアコンがある部屋であればドライ機能や再熱除湿機能を使うのがベストの方法です。
ただしエアコンの無い部屋のジメジメをなんとかしたい場合もあるでしょうから、その場合は除湿機を使うことをオススメします。
この場合も小さな安物を買うのはやめておいた方が良いでしょうね。できるだけ大型のシッカリしたものを使うことをオススメします。
小さな除湿機だとタンクが直ぐに満タンになって止まってしまっていることが多いですので!
梅雨のジメジメ対策まとめ
今回は「梅雨のジメジメ対策!部屋の湿度を下げる方法。最適で理想の湿度は?」という内容でしたけども・・・
家の中の湿度が60%を超えてくるとカビやダニの発生確率がグンッと上がってしまいます。
こうなるとただ不快なだけでなく健康面での悪影響が出てきますので、とにかく電気代など気にせずにエアコンで除湿するのが正解ではないでしょうか?
これは除湿機にも言えることですが、多少の電気代なんぞ気にしていては快適な空間を維持することは不可能です。日本の梅雨や夏は。
電気代をケチって部屋の中にカビが生えてしまえば掃除する手間やコストの方が高くついてしまうのではないでしょうか?
また、家の窓や玄関のドアを開けて湿度対策とか言っているサイトもアホかと思います。
外の空気が快適な温度と湿度であればそれで良いのですが、実際に不快な空気だからこそ家の中もジメジメしてしまっているわけでして・・・
例えば夏や梅雨時期の気温30℃湿度80%の空気を窓を開けて室内に入れてしまったのでは、不快をワザワザ家の中に入れてしまっているようなものですよ。
とにかく部屋の湿度を快適で理想なものにしたい場合は、日本の夏や梅雨だとエアコンを使う以外は方法はないと思っていた方が良いでしょう。
そして電気代はケチらないでエアコンを使うのも大切なコツと言えるでしょう!