
さあ梅雨に入って暑くなってくる今の季節、いよいよゴキブリが出てくる時期になってきましたね!
1匹を見つけただけでも嫌なのに、家具や家電製品の影にはその数十倍は隠れているのですから絶対に退治したいものですよね。
ゴキブリの生態を考えると寒さに弱い冬から暖かくなる梅雨時期に活動が活発になりますので、梅雨の今の時期にGの侵入経路を塞いだり予防や対策を施しておくと夏にゴキブリの数が違ってくることになります。
一匹のゴキブリからは約20匹の赤ちゃんゴキブリが生まれてきますので、何回も産卵して赤ちゃんが激増する前に駆除や対策を取るべきなのです。
最近の戸建ての新築住宅は高気密高断熱ですので侵入経路は限られていますが、どこから入ってくるのかを知っておくと有効な対策を取ることができますよね。
これはマンションやアパートでも言えることですので、成虫だけでなく・・・小さいGや赤ちゃんゴキブリを一匹でも見つけたら即座に退治するべきです。
新築から何年でゴキブリが発生するのかは条件によって違ってきますが、場合によっては1年目からGを発見する可能性は十分にあります。
ゴキブリの産卵期間や繁殖期
ゴキブリは卵を生んで孵化して増える前に対策をとらないと絶望的なまでに増えてしまう害虫です。
一般的にゴキブリの繁殖期は5月から10月くらいと言われていますが、最近の住宅は冬でも暖かいですので一年中が活動期間となっている場合もあります。
ゴキブリが一度でも卵を産み付けてしまえば40日で赤ちゃんゴキブリが20匹ほど増えてしまいますので、その後は40日ごとに20倍ペースで増えていくことになるのです。
しかし気温の高い夏ですとゴキブリは数日おきに産卵するとも言われていますので、とにかく増えてしまう前の5月や6月の時期にゴキブリ予防をしておかなければならないのです。
どちらにしても、6月現在では日本中のゴキブリが繁殖期に入ったと言っても過言ではないのです。とにかく絶対に産卵させてはいけません、そのための対策を直ぐにすべきです!
ゴキブリはどこから入ってくる?侵入経路は?
新築の戸建て住宅でゴキブリが見つかると「このGは、いったいどこから入ってきたの?」「高気密なハズなのに侵入経路はどこ?」って思ってしまいますよね。
ここで覚えておきたいのが・・・ゴキブリはどこかの隙間からコッソリと入ってくるよりも、意外にも窓から入ってくることが多いということです。
夏ですので暑くて窓を開ける機会は多いと思いますが、その時に家の中に侵入したり網戸の隙間から入ってくることがほとんどなのです。
なんと言ってもゴキブリは1.5ミリの隙間があれば入ってきますので、網戸や窓もテープなどで密着させておくのが対策として有効になります。
スポンジとテープが一体となった隙間テープを網戸とサッシの間になるように貼っておくのが良いでしょう。
そして窓以外からの侵入経路として危ないのがエアコン周りですね。エアコンは一戸建てだけではなくてマンションにもアパートにも設置されていますので侵入経路としては一般的なものだと考えておくべきでしょう。
ドレンホースやホースを通す穴などからはゴキブリは容易に入ってきます。
あとは24時間換気の吸気口(換気口)ですが、これはもともとフィルターが付いていることが多いですのでチェックする程度で大丈夫かと思われますね。
そしてゴキブリは家の中に入ってくる侵入経路で忘れがちなのが「ダンボール」になります。
ダンボールとダンボールの隙間にゴキブリが隠れていることもありますが、ダンボールにGの卵が産み付けてある場合が本当に多いのです。
直ぐにダンボールを処分するなら良いのですが、いつまででも室内に放置してあったならば卵が孵化してしまい小さい赤ちゃんゴキブリが繁殖してしまうことになるのです。
新築の場合はいつから何年くらいからゴキブリが発生するのか考える人が多いのですが、このようにダンボールの他にも前の住居で使っていた冷蔵庫や電子レンジに卵が付いていることがありますので・・・
そうなれば僅か数ヶ月でゴキブリを見つけてしまうことになるでしょうね(笑)
ゴキブリの予防と対策まとめ
今回は「新築でゴキブリ発生?侵入はどこから?戸建てでの予防や対策方法!」ということでしたが・・・
一戸建てでも近所に飲食店などがあると簡単にゴキブリがマイホームに侵入してきてしまいます。
またアパートやマンションなどでも、1階部分のテナントに飲食店が入っている場合はゴキブリが出る可能性が高くなりますね。
どちらにしても、新築のマイホームに引っ越しした場合はゴキブリの予防に徹底的に取り組むのが良いのではないでしょうか?
冷蔵庫や電子レンジ、食器棚などはできるだけ新品に買い直すとかね。
また、まだゴキブリが出ていない時からでもゴキブリホイホイを置いておいたり・・・
置き餌式の殺虫剤を事前に置いておくとかですね。(アース製薬のブラックキャップなど)
ブラックキャップには屋外用も売っていますので、エアコン室外機の近くや・・・掃出し窓の近くに設置しておくとゴキブリ予防になりますね!