
最近では激安な保険が登場してきているのですが・・・チューリッヒ生命「定期保険プレミアム」などの場合などのように非喫煙者が対象となっているものが多いのです。
保険ですから契約者ができるだけ健康な体を維持していた方が支払いが少なくて済むというのは当然の事ですよね。そこで喫煙者を対象外にすることによって掛け金を大幅に値下げすることが可能となっているのです。
一応、チューリッヒ生命だと1年以上の禁煙期間が基準となってはいるのですが・・・心配になるのが最近になって禁煙した人と、たまにだけタバコを吸う人なのではないでしょうか?
どれぐらいの期間を禁煙すれば体内からニコチンが抜けるのかが問題なのですが、私も気になったので少し調べてみたのです。
軽くネットで調べてみると、ニコチンが体から抜ける期間としては・・・一週間という人が多かったのですが、情報源によっては3週間から6ヶ月まで幅広い意見が出ていてどれが正解なのか分からなかったのです。
しかし良く考えてみると、タバコを吸う人というのは30分から1時間くらいで次のタバコを吸ってしまうものですよね?
・・・ということは、喫煙者の血液の中からニコチンが消えて無くなってしまうから次のが吸いたくなるということではないでしょうか?
ニコチン自体は体内で分解されてしまう物質であることから・・・禁煙の禁断症状が出てくる3日目あたりには血液中のニコチン濃度はかなり下がっているものと推測できそうです。
禁煙をサポートする教科書によると、72時間後にはニコチンが体内から抜けて離脱症状も緩和されると書いてあり・・・2週間後からは心臓や血管などが改善するということなので2週間が一つの目安になるのかと思います。
また、ニコチンは8時間程度で肝臓で分解されてしまうのだそうですが・・・その結果として生成されるコチニンも30時間で半分になってしまうのだそうです。
半分の半分の半分の・・・としていくと計算上では1週間ほどでゼロに近づくと考えても良いのではないでしょうか?
私としてはこのように勝手に判断していたのですが、実は知人から保険のニコチン検査はかなりの精度で唾液内のコチニンを検出すると聞いてしまったのです。
しかも、一度検査をして陽性反応が出てしまうと保険会社に私が喫煙者だという事が登録されてしまうというのですから恐ろしいことです。
それならば、やはり1年は禁煙してからでないと保険割引きのためのコチニン検査を受けなければ良いのかというと・・・そんな事もなくて1ヶ月ほどの禁煙でテストを受けてパスした人もいるというのです。
そこでさらに詳しい人に相談してみると、「1年の禁煙期間が設定されていることから考えると毎日2箱吸っている人でも1年も禁煙したならばコチニン検査には引っからないという前提があるのではないか?」というのです。
つまり、保険の契約希望者には1日に1本しか吸わない人もいれば毎日40本ほど吸っている人も検査の対象になるわけですので・・・どのような人でも完全にニコチンが体内から抜けるために必要な期間が1年ということになるのでしょう。
また、唾液によるコチニン検出可能濃度というのは10日間の禁煙で限界点になるという人もいました。
それとは逆に、1本でも吸ってしまった人が検査を受けた結果・・・見事に引っかかって割引きの適用を受けることができなかったという人もいるそうです。
しかし検査にパスできなかったとしても1年の間を置けば(タバコを吸わないで)再びチャレンジしたら良いだけの話しなんですけどね。
ちなみに受動喫煙に関しては、「受動喫煙では検出されない」という人もいれば「受動喫煙でも陰性となる場合がある」という人の両方がいますので確実なことは分からないです。
結局は保険の割引きを受けるためにニコチン検査をしてみないと分からないというのが結論ということですね。不安であるならば1年間きっちりと禁煙してから挑むようにすべきということだと思います。
慌てて保険に入らなければならないというものでもないでしょうからね!