はうすめーかーどうですか

ハウスメーカーの事・・・あまり書いてないですけどね!

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タマホームで二世帯住宅を建てる?実際の価格はいくら?

タマホームで二世帯住宅を建てる?実際の価格はいくら?
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親の土地を活かそうと考えると、古い家を取り壊して二世帯住宅に建て替えることを検討する人が多いのではないでしょうか?

親世代の住んでいる家もかなり古くなってきているでしょうから、親の家もリフォームしなければならなくな時期になっているハズです。

また、自分達、子供世代が新たに土地とマイホームを買うための金額を考えると・・・

親のリフォーム代金と合わせれば、かなり立派な二世帯住宅を建てることができてしまうことになります。

当然、月々の住宅ローンの返済もかなり楽になってきますから悪い選択肢ではないとも思えます。

そこで、できるだけ安い価格で二世帯住宅を建てようと考えると・・・

やはり、どうしてもタマホームの名前が思い浮かんでしまうのはCMの影響が大きいからでしょうか?

しかし、タマホームの価格や坪単価の表示では実際にどのくらいの価格になるのかがハッキリとわからないですよね。

そこで、タマホームで二世帯住宅を建てた場合の実際の価格がいくらくらいなのか目安を計算してみたいと思います。

タマホームの二世帯住宅の坪単価

タマホームの坪単価を考える上でどうしてもイメージしてしまうのが「坪単価25万8000円~」という激安価格ですよね?

仮に延床面積が60坪の二世帯住宅を建てようと考えていらっしゃる方ですと、60坪✕258000円=15480000円で建てられると思ってしまうことが多いようです。

しかし、実際にタマホームで二世帯住宅を建てようとしてもこんな激安な価格で建てられるわけではないのです。

普通の2階建て住宅を建てる場合でも、タマホームの表示している坪単価では実際に家を完成させることはできません。

まして、二世帯住宅というのは普通の2階建てよりも坪単価は高くなってしまうものなのです。

その理由としては・・・坪単価が高くなる風呂、トイレ、キッチン、玄関、収納などがそれぞれ2つ必要になる場合があるからなんですね。

二世帯住宅には「完全分離型」や「共有型」などの色々なタイプがあるのですが・・・

完全に分ける方向になればなるほどに坪単価は上昇してしまいます。

それとは逆に、寝室くらいを分ける程度の二世帯住宅であれば坪単価の上昇はほとんど無いと言っていいでしょう。

逆に、延床面積が大きくなることから・・・この場合は、計算上は坪単価は安くなるかもしれません。

タマホームの二世帯住宅の価格

正直に言えば、タマホームで二世帯住宅を建てる場合の実際の価格は・・・タマホームで見積りを取るのが一番正確に分かる方法ということになります。

簡単に二世帯住宅の価格や坪単価といいましても、完全分離型なのか共有スペースが多いタイプなのかによっても大きく違ってくるからなんですね。

逆に言うと、同じ内容の家ならばどこのローコストハウスメーカーで建てたとしても価格に大きな違いはないと思います。

しかし、そこをあえて目安としての価格や坪単価を例として挙げるならば・・・

  • 完全分離型68坪の価格が2900万円、坪単価が43万円ほど。
  • 完全分離型61坪の価格が3800万円、坪単価が62万円ほど。
  • 共有型二世帯住宅50坪の価格が3500万円、坪単価70万円ほど。

いずれも外構工事費が入っていたり、そうでなかったりでハッキリとはしませんが・・・あくまでも目安です。

ちなみにタマホームの二世帯住宅は、基本的には普通の商品プランと同程度の坪単価で建築できると説明されています。

ただし、玄関やキッチンや風呂などを増やしていった場合は、当然オプション料金として追加されていきます。

つまり、最終的な価格というのはどのような家を建てるかによって決まるということになりますね。

二世帯住宅のメリット・デメリットは?

 ・二世帯住宅のメリット(長所)

二世帯住宅の最大のメリットは、親世代も子世代も両方とも金銭的に楽になる点にあると思います。

親の土地を使えたり住宅ローンも親子で負担できるのですから、当然ですよね。

さらに、新聞・インターネット・NHK受信料などなどの負担も1つ分で済みます。

また育児などを含めて、お互いの生活を手助けすることができる場面で助かると感じる事が多いのもメリットと言えるでしょうか?

子供(孫)の世話を親にしてもらえたんならば、夫婦で共働きすることも可能となりますのでさらに金銭的な余裕ができます。

そして、買い物や食事の用意なども協力して行えるので各方の負担が少なくなるのもメリットと言えるでしょう。

・二世帯住宅のデメリット(欠点)

それでは二世帯住宅のデメリットには何が考えられるのでしょうか?

二世帯住宅を建てる前に思い付かないデメリットがあって、それが致命的な破局を招く可能性もあるのは知っておいていただきたいと思います。

二世帯住宅というのは完全分離型で建てたとしても、プライバシーの確保が難しくなるという欠点を持っているものなのです。

共有する部分が多ければ多いほどにプライバシーは無くなってしまうのは簡単に想像できますよね?

ところが完全分離型にしても・・・夜遅くに車で帰ってきたりすると、翌日に「夜遅くまでどこに行っていたの?」なんて聞かれたりすることも多いのです。

子供におもちゃを買って帰ってきても、「なんでもかんでも子供に買い与えるのは良くないよ」とか言われたりするのです。

この一つ一つは大した事がないと思えるかもしれないですが、毎日毎日、何年も何年も積み重なっていくと凄まじいストレスとなります。

これが子供の勉強や進学の事にまでいちいち口出しされると・・・イライラの限界は誰でも簡単に超えてしまうことでしょう。

さらに、親世代とケンカなどしてしまったりすると逃げ場がなくなることもデメリットと言えるでしょう。

つまり、親世代と共に過ごさなければならなくなることが二世帯住宅の最大のデメリットとなるのです。

とにかく、うるさいほどに様々な事に口を出してくると思っておいて良いでしょう。

二世帯住宅はオススメなのか?

二世帯住宅の広告などを見ていると、家族が仲良く一緒に暮らしていくのが一番幸せなような感じで描かれていることが多いですよね?

確かに理想はそうなのでしょうけども・・・

そんなに上手くいかないこともある・・・ということは覚えておいた方が良いのではないでしょうか?

ずっと仲良くいられれば問題はないのですが、もし家族間の仲が変になってしまうと大変なことになってしまうのが二世帯住宅なわけです。

ある人の例では、せっかく立派な二世帯住宅を建てたにも関わらず、嫁姑問題で息子世代は別の場所で新しくマイホームを建てたという人もいるくらいです。

お金の面で多くのメリットがある二世帯住宅だったハズなのですが、結局は高く付いてしまったことになったわけですね。

夫婦間ですら我慢できずに離婚する夫婦が多い現代では、価値観の違う親世代と一緒に暮らすというのは難しい一面があるのです。

そういうことで、お金が無い方が二世帯住宅を建てることに関してはオススメといたします。

 タマホーム二世帯住宅まとめ

タマホームの価格は安いというイメージは確かに強いのですが、最近では格安のハウスメーカーというのも数多く登場してきています。

二世帯住宅を建てる場合でもタマホームに決め打ちするのではなくて、同じ内容のプランを複数のハウスメーカーで見積りを取ってみることをオススメいたします。

しかし、確かに金額だけを見てみれば二世帯住宅というのは得なのですが・・・

私としては、親と同居するのはリスクが高いと言わざるを得ないというのが実感です。

親や自分の収入に余裕があるのでしたら、親はバリアフリー化などでリフォームして住み慣れた家に暮らし続けるというのが良いと思います。

子供世代は、自分達のベストの家を自分で考えて決断して購入するのが良いのではないでしょうか?

価値観も好みも全て違ってくる世代が一緒に暮らすというのは心理的な負担が大きいものなのです。思っている以上にね。

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