
就活中の学生さんは、各社(各ハウスメーカー)の求人情報を集めるのに必至な時期ですよねー。今回はタマホームについて取り上げてみたいと思います。
タマホームが求める人物像
実は、タマホームが就活をしている学生に求める人物像や選考基準は公表されています。タマホームの求める人物像は以下の通り。
- 夢追力(夢や目標を描き、追い求め続ける人
- 多幸力(人々の幸せのために一生懸命になれる人
- 強芯熱力(強い信念と情熱を持ち、果敢に挑戦する人)
- 自己実行力(自ら考え、自ら実行し、継続できる人
選考基準としては、技術や経験が無かったとしても頑張る情熱を持っていて楽しくお客様のために仕事ができる人・・・という感じになっていますね。
私が思うには、このような条件を満たす人材が本当に新卒の学生に存在したならば・・・どんな企業だって欲しがるでしょうし、社員というよりも経営者や起業家にでもなれそうなほどハードルが高い要求だと思います。
別に、「タマホームが求める人物像」などと言われなくても・・・誰もが求める人物像とも言えますね。
タマホームが求める人物像というものを要約すると、タマホームとお客のために目一杯がんばれる人・・・って感じでしょうか?
実際には、タマホームの社員同士だけでなくお客や大工さんとも接する仕事になるのですから性格が良くて人当たりが良い方が求められる人物像に近いものになるのではないでしょうか?
しかし、こんなものは就活の直前に身につくものではありませんので対策のしようが無いと思いますね。
タマホーム側の社員は、どんな人と働きたいのか?
以前に、タマホームとは別の企業の採用担当者の人とお話したことがあるのですが・・・選考基準や求める人物像にはいろいろ書いてあったとしても、結局は人間性を一番に見るのだそうです。
良く考えてみれば当たり前の事なのですが、どんなに能力が高い人でも性格が悪かったり人当たりが良くない人とは一緒に働きたくないと思ってしまうものですよね?
それは採用担当者も同じですので、ぶっちゃけて言うと採用担当者が一緒に働きたいと思うような人間を採用しているわけですね。
つまり、就活でどうでも良いような情報に振り回されているような学生などとは一緒に働きたいと思わないわけですよ。
タマホームが求める人物像を気にしている学生よりも・・・勉強やアルバイトや遊びに全力でチャレンジしていて、常識を持ちあわせていて、仕事とはどういうものなのか理解しているような学生が好ましいわけですね。
採用担当者だって人間なわけです。
頭がよくても雰囲気が悪い学生なんかと一緒に働きたくないわけですね。
当然、お客さんだって営業マンに対して同じような印象を持っているのです。
結局は、人間性を高めておくことが・・・どんな企業や人にでも求める人物像に近づくための近道になるのではないでしょうか?
テスト勉強は一夜漬けでなんとかなったとしても、人間性は毎日の中で磨かれていくものですから対策は難しいと思いますね。
何と言っても、アピールするものではなくて滲み出るものなんですよ人間性って。