はうすめーかーどうですか

ハウスメーカーの事・・・あまり書いてないですけどね!

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タマホーム「楽楽の家」の評判と特徴・・・価格と坪単価は割安か?

タマホーム「楽楽の家」の評判と特徴・・・価格と坪単価は割安か?
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タマホームの「楽楽の家」は太陽光発電パネルが多く載せられることで評判の商品ですが、どれくらいまでの容量を載せることができるのでしょうか?

搭載される太陽光発電の容量がどのくらいになるのかはとても大切なことですが、一般的には10KW未満だと「余剰電力買取制度」が適用となって自宅で消費した分を差し引いた電力を売電できるようになっているのです。

ところが、10KW以上になると「全量買取制」が適応されますので屋根の太陽光パネルが産みだした電力の全てを売電することができるようになっているのです。

一般的には日本の住宅の屋根に設置できる太陽光パネルは5KW程度の容量だと言われていますので、タマホーム「楽楽の家」がそれ以上の容量を載せられるとすると高く評価される特徴になると言えるでしょう。

「楽楽の家」が大容量太陽光で評判な理由

タマホームの「楽楽の家」が高く評価される最大の理由は、できうる限り大容量の太陽光発電パネルを屋根に載せることができるようになっている点にあります。

そのための工夫として・・・片流れの大屋根構造になっていることと、発電パネル一体構造の鋼板屋根が採用されているのです。

できるだけ南向きの屋根の面積を広くする工夫がされている結果・・・「楽楽の家」の屋根に載せられる太陽光システムは10KW以上となっているのです。

これであれば「余剰電力買取制」ではなくて「全量買取制」が適用されることになりますので売電収入が多くなるのです、これが評判になる最大の理由なんですね。

「楽楽の家」で得られる売電収入は?

さて、タマホーム「楽楽の家」は「全量買取制度」が適用される10KWの発電パネルを搭載できるのですが・・・

国が定めた価格で電気を買い取る期間である20年間でどのくらいの売電収入を稼ぐことができるのでしょうか?

タマホームの試算(静岡県で13.2KWの例)では、20年間で約1000万円を稼ぐことができるとなっていました。

これは驚くべき数字ではないでしょうか?晴れた日は「チャリンチャリン」と自動的に稼いでくれるのですから住宅ローンの返済もかなり楽になるのは間違いありません。

まさしくこれが「楽楽の家」の最大の特徴でもあり高い評判を得ている理由でもあるわけですね。名前の通り・・・「楽楽の家」というわけですよね!

「楽楽の家」の価格と坪単価

10KWのソーラーパネルで売電収入が1000万円超え(20年)で評判の「楽楽の家」ですが、いくら売電で稼ぐことができると言っても本体価格や坪単価が高くなったのでは意味がないですよね?

タマホームの他の商品だと坪単価25万8千円というものもありますから、太陽光パネルの分と合わせるとどのくらい得になるのか見積りを取らなくてはならないと思います。

一応はタマホームのチラシで確認してみたところは・・・「楽楽の家」の坪単価は税抜きで37万8000円と書いてありましたね、もしかしたら地域によっても多少の変動はあるかもしれません。

税込み坪単価だと40万8240円です。

タマホームは安い価格だというイメージがありますが、このくらいの坪単価となってきますと決して安い価格だとは言えなくなってきますよね。

「楽楽の家」の注意点&デメリット

売電収入で1000万円も稼ぐことができるとなると得する気持ちでいっぱいになると思いますが、実は注意すべき点と欠点やデメリットも存在していることは忘れてはいけません。

そもそも太陽光パネルの重量はかなり重くなることで評判ですが・・・10KWものパネルとなると総重量で200キロとか300キロにもなってしまうのです。

屋根に多少の補強は入っていたとしても耐震性を考えるとデメリットとなることは間違いないのです。

また、積雪地域では発電量が減るという欠点もさることながら・・・落雪による隣家への被害ということも考えておかなければいけないでしょう。屋根全面がパネルとなると雪止めを設置することはできないのですからね。

さらに・・・建物に太陽光パネルが付いてくることによって、それぞれの価格がどのくらいであるのかが分からなくなってしまう点に注意しましょう。

住宅だけであれば相見積もりで安いマイホームを手に入れることができますし、太陽光発電システムだけであっても相見積もりで低価格なものを購入することができるのです。

しかし、新築時にどちらも一緒に購入するとなると・・・本当の価格が分からなくなる可能性が出てくるのです。つまりどれだけ安いのかということが判断できなくなってしまうわけですね。

施主の方は売電収入で得する気分になっているのでしょうけども、もしかしたら実際は本体価格はたいして安くなっていないかもしれないのです。

そしてパワコンの交換などのメンテナンス費用に加えて、家を解体する時の太陽光パネルの廃棄料までも計算すると・・・本当に得なのかどうかという点に注意すべきですね。

また、家の寿命とパネルの寿命が一致すれば何も問題はないのですが・・・リフォームの時にパネルの載せ替えなどを考えると利益が出るかどうかは厳しいものになると予測されるのです。

タマホームの「楽楽の家」が本当に割安なのかどうかを判断するのは非常に難しいことだと言わざるをえないと思います。

1000万円の副収入に釣られて、価格や坪単価が吊り上げられている可能性もある家を気軽に購入するのは考えものですよ、ジックリと計算して納得できた人だけが購入すべきなのではないでしょうか!

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