
住宅ローンを抱えていると家計が苦しくなってくる時期があるものです。その時にやりがちなのが・・・食費を削ったり、身だしなみに必要な予算を削る行為だと思うのです。しかしこのようなコスト削減は節約効果が薄い割には不満が溜まるので失敗することが多い方法なんですね。
家計を健全にする上で大切なのが、「毎日」とか「毎月」とかのように一定の期間に決まった金額が必要になるような出費を極力抑えることなのです。その中でも保険に掛けているお金というものは毎日の生活には直接的な影響がないことから節約の第一候補にすべき項目なのです。
マイホームは人生最大の買い物だと言う人がいますが・・・実は「保険」の掛け金というものはマイホームへの出費に匹敵するくらいの大きな買い物になるものなのです。
そこで今回は、保険料の値下げが進んでいて「価格破壊」と言われるほど値下げしている掛け捨てタイプの定期保険についてご説明してみたいと思います。今、あなたが入っている保険の掛け金の金額を確認してからご覧下さいね!
激安価格になっている定期保険
最近では、定期保険の保険料が激安競争の様相を呈しているのですが・・・きっかけはアクサダイレクト生命保険の「カチッと定期2」だったと思います。「カチッと定期2」は解約返戻金をゼロにすることによって保険料の値下げを行った保険なのです。
しかしその数カ月後には、ライフネット生命保険が「かぞくへの保険」を値下げしてネット生保最安の立場を守ったのです。
一般的には上記のようなネット生保が最安かと思いがちですが、実は、非喫煙者で健康な人を優遇する定期保険の保険料が抜群に安くなるのはご存知だったでしょうか?
チューリッヒ生命「定期保険プレミアム」
チューリッヒ生命が2年ほど前に発売した「定期保険プレミアム」は、タバコを1年以上吸っていなくて基準の血圧を満たす健康な人の保険料が激安になるのです。
同条件で比較すると、ライフネットの毎月の保険料が2374円になる保険が・・・チューリッヒだと月に1720円で済む計算になるのです。これは10年間で78500円も安くなることになりますのでかなりの節約効果となります。
メットライフ生命保険「スーパー割引定期保険」
非喫煙者の第一候補はチューリッヒ生命の定期保険プレミアムだったのですが、チューリッヒの血圧基準を満たしていない人の場合は健康体割引きをしてもらえないのでそれほど保険料が安くなるわけではありません。
そこで選択肢に登場するのが、メットライフ生命の「スーパー割引定期保険」です。この保険の場合はタバコを吸わない期間が2年以内と指定されていてチューリッヒよりも条件が厳しくなるのですが、血圧の基準がチューリッヒよりも若干ですが緩く設定してあるのです。
このようなことからメットライフ「スーパー割引定期保険」は、チューリッヒで健康体割引が無理だった人でも非喫煙者割引になる可能性があるのです。
ライフネット生命保険「かぞくへの保険」
非喫煙者や健康体の人は、チューリッヒやメットライフの定期保険で激安掛け金が実現しますが・・・喫煙者だったり健康基準を満たせないような人の場合はライフネットの「かぞくへの保険」が有力な候補となるでしょう。さらに、女性にもお得な保険となっていることを付け加えておきましょう。
昨年に保険料が安くなって・・・20代から40代の保険料が5%から7%もの値下げが実現しています。そして、チューリッヒやメットライフの基準に満たない非喫煙者の場合でも保険料は最安ランクとなる保険が「かぞくへの保険」なのです。
ただし注意事項としては、「リビング・ニーズ特約」が付いていないことが挙げられます。リビング・ニーズ特約とは、余命6ヶ月以内と診断された場合には保険金の一部が降りてくるという特約なんですね。これを重要視する人も多くいますので注意が必要となります。
楽天生命保険「楽天生命ラブ」
楽天生命はネット専用となっていますが、それだけに保険料はもともと安く設定されているのが特徴です。
ライフネット生命保険とは違ってリビング・ニーズ特約を付けることができますので、そこを重視する人にはオススメとなります。また、50歳でチューリッヒやメットライフの健康体割引きの条件を満たさない人の場合はライフネットよりも掛け金が安くなることに注目していただきたいと思います。
激安価格になってきている定期保険ですが、一概にどの保険が一番得だとは言えないのです。条件によっては候補が変わるので細かいチェックは必要となりますね。
オリックス生命保険「ブリッジ(Bridge)」
オリックス生命保険のブリッジは保険料が最安になるというタイプではありません。しかし、保険金額が100万円単位で選べたり、保険期間も5年単位で選べるのが高い評価を得ている部分なのです。
例えばメットライフと比較しても、メットライフの場合は保険金額は「500万円・1000万円・2000万円・3000万円」からしか選べないようになっています。また、楽天生命の場合だと保険期間は10年のみとなっていますので・・・・オリックス生命ブリッジの設計自由度の高さが分かっていただけると思います。
定期保険の見直しでコスト削減!
現在は、保険への加入や見直しを考えている人にとっては大きなチャンスの時期だと言えるのです。
大幅な値下げ競争が続いている定期保険がその筆頭候補となるわけですが、主に健康体割引の設定がある商品が主戦場となっているのです。
あなたが喫煙者であったならば、禁煙することによってタバコ代を大幅に節約できると共に保険料までも激安になるのですから・・・ぜひ禁煙にチャレンジしていただきたいと思います。
そして今まではネット生保が最安値となることが多かったわけですが、細かく条件をチェックすることによって激安な掛け金の保険を見つけられるようになってきているのです!マイホームの住宅ローンに苦しんでいる人はぜひ、これらの定期保険を検討してみて下さいね!