はうすめーかーどうですか

ハウスメーカーの事・・・あまり書いてないですけどね!

Read Article

空き家の固定資産税が6倍に!売り物件が大量に発生して暴落する可能性が出てきた。

空き家の固定資産税が6倍に!売り物件が大量に発生して暴落する可能性が出てきた。
スポンサーリンク

東京オリンピックが終われば不動産バブルが弾けるという予想がありますが・・・そんな先のことではなくて、不動産の価格大暴落は直ぐ目の前に迫っている可能性が出てきたようです。

その原因となるのが、節税用タワーマンションを購入する人をターゲットとした物件の供給過剰空き家に対する固定資産税の税率変更なのです。さらに、海外と比較すると割安な日本の不動産を買い漁っていた外国人投資家が逃げ出すことが追い打ちを掛けることになりそうですので不安しか感じないという状況になってきているのです。

特にこれからしばらくは、固定資産税の特例が無くなることによる空き家や古家の売り物が急増することが不動産価格暴落の引き金になる可能性が高まってきているのです。

空き家を放置していると税金が6倍に!

2月の末から施行される予定の「空き家対策推進特別措置法」が、中古住宅の売り物激増の引き金となる可能性が出てきました。

空き家対策推進特別措置法が施行されると、空き家の固定資産税は更地のそれと比較すると6分の1で済んでいたのが・・・この優遇措置が廃止されることになるのです。実質的にはこれからは6倍の税金が取られることになるわけですね。

全国には約820万戸を超える空き家が存在しますが、この中でも廃屋同然の家や倒壊の可能性のある住宅から優遇措置を外されることになります。

固定資産税が6倍になるのであれば売ってしまえば良さそうなものですが、これから大量の物件が出てくることから不動産屋も客の足元を見て低価格の買取額しか提示してこない現象が既に発生しているのです。

さらに、買い取ってもらうための条件に「更地に戻すこと」となっていることがほとんどですが・・・家の解体費用におおよそ100万円から200万円もの予算が必要となるのはご存知でしょうか?

損をしてでも売ってしまった方が良いのか?それとも6倍の固定資産税を払い続けてでも空き家も持ち続けていた方が良いのかはいくら悩んでも簡単に結論が出るものではないと思います。

マイホームは資産ではなくなった

東京や大阪での超一等地を省けば、ほとんどの地域で住宅や土地が余るようになってきています。地方の場合だとどんな低価格でも買い手が現れないという状況になりますので、これからは買ってもらえない空き家が大量に発生することでしょう。

よほど新しい家であれば「貸す」という手段もありますが、ほとんどの物件では「売れない・貸せない・誰も住まない」という困ったことになると思われますね。

今までは不動産と言えば資産だったわけですが、これからの時代は使わない土地や建物は負債になってしまうと考えておいた方が良いのではないでしょうか?

固定資産税を6分の1のままにしておく方法

空き家対策推進特別措置法によって特定空き家に指定されてしまうと固定資産税は従来の6倍に跳ね上がってしまいます。しかし考え方を帰ると、特定空き家に指定されなければ税率は従来のままで抑えることができるのです。

そもそも特定空き家に指定されるような家とは、住む人や管理者がいなくて廃屋同然になっている住宅なんですね。逆に言えば、住む人や管理者がいれば従来通りの税率で済んでしまうのです。

近所の人に住んでもらう

誰でもいいので住んでもらえれば廃屋とはなりませんので特定空き家として指定されることはなくなります。それならば賃貸物件にするのかと言えばそうではなくて、近所の人に「タダ(無料)」で貸し出すのです。

タダであれば住宅として借りる人も出てくるでしょうし、倉庫代わりに使ってくれる人もいるかもしれません。タダで貸すと損をした気持ちになるかもしれませんが、固定資産税が6倍になることを避けることができますから最終的には得することになります。

更に、細かな管理や清掃もしてもらえるので建物の老朽化を遅らせるという意味でもメリットがあると言えるのではないでしょうか?

更地にして地目を変える

無料にしても誰も借りてくれないような古家の場合は解体して更地にもどすべきかもしれません。しかし更地にしてしまったとしても固定資産税は6倍になってしまうのですが、実はこれを避ける方法があるのです。

更地にした後に畑にしてしまったり、放置して雑木林にしてしまうのです。当然、これだけで固定資産税を安くすることはできないのですが・・・今まで「宅地」として登記していた土地を「山林」や「畑」という地目に変更したら良いのです。これだけで圧倒的に固定資産税が安くなりますので裏ワザとして覚えておくと良いでしょう。

管理会社に依頼する

管理されていれば固定資産税は元のままですので、最悪の場合は空き家管理業者を利用するのも1つの方法ではあります。ただし、この場合は特定空き家には指定されなくなりますが・・・管理会社への支払いが発生してしまいます。古家の管理費用の相場は1ヶ月で1万円です。

税金が増えるのとどちらが得になるのか微妙なラインになる人が多いと思いますね。

土地や建物は相続しない

自分が住む予定のなり家や土地は・・・これからの時代では相続で受け取らない方が良いのかもしれないですね。

これまでの時代であれば不動産を相続したら喜んでいたものですが、そうではない時代になってしまったのかもしれません。

しかし、住宅と土地だけを相続しないというのはできないですから・・・親の資産の全ての相続を放棄しなければならないことは覚えておきましょう。貯蓄や有価証券の価値と不動産の価値を冷静に見極めておかなければ簡単には判断できないでしょうけどもね。

相続する時に考えるべきことは、「得」する事よりも・・・これから将来に渡って「損」しないことなのかもしれませんね。

スポンサーリンク
Return Top