
寒くなる前ですけども、新しく薪ストーブを購入する予定のある方は今のうちに商品を選んで注文しておかないといけませんね。冬直前では予定がいっぱいで取付け工事に来てもらえなかったり、雪が降ってからだと遅いということになりかねないからなんですね。
じっくりと選んで余裕をもって工事してもらうためにも、今から薪ストーブの選び方について学んでおきましょう!
薪ストーブの選び方
燃焼方式で選ぶ
薪ストーブは燃焼方式によって2タイプに分けることができます。ひとつは、熱を本体に伝えてその表面から放射する輻射式です。もうひとつは、二重構造の本体によって空気を暖めて室内に放出する対流式です。
素材で選ぶ
薪ストーブの素材には、鋳鉄製と鋼板製があります。鋳鉄製には暖まりにくいが冷めにくいという特徴があり、おだやかな輻射熱が放出されます。鋼板製だと暖まりやすく冷めやすいという特徴を持っていますが、形を作るのが楽でデザイン性の高いストーブが多くなります。
その他の条件で選ぶ
上記の2条件以外で薪ストーブを選ぶとなると、料理用としてのクイックタイプとか狭い空間に適した小型タイプも選べますね。現代風のデザインが印象的な薪ストーブもありますので、デザイン優先で選ぶのも悪くはないでしょう。
薪ストーブの費用と工事期間の目安
薪ストーブの価格としては、小さなものだと10万円台で購入できちゃいますね。大型で一流のものだと100万円を超えるものもありますが、一般家庭には必要のないものと言えるでしょう。日本の普通の家庭であれば本体価格が50万円前後のものが一般的であると言えます。
ただし、薪ストーブを設置してもらう費用を考慮しておかないといけないですので・・・煙突と炉台と工事費で薪ストーブ本体価格と同額ほどが必要となります。つまり、40万円の薪ストーブを設置する場合のトータル費用は80万円くらいを見込んでおかないといけないことになるのです。
工事期間については、本体と煙突の取付けであれば3日くらいでオッケーだと思われます。ただし床の補強なども必要である場合はさらに工事期間に余裕を見ておく必要があるでしょう。
薪の入手方法
当然ですが、薪ストーブだけでは火はつかないわけですね。「薪」が必要となるのです。
薪の費用を節約しようとして間伐材などをもらってきている人もいますが、1年近く乾燥期間が必要となりますので・・・初年度は購入するのが良いと思います。
ストーブショップで購入するのが手っ取り早いですが、薪専門店などを見つけておくのも手ですね。最近だとネット販売とかもあるのですが重量と体積がかさみますので送料が必要となるのは要注意です。郊外ですとホームセンターなどでも扱っているので、事前に電話で確認しておくと迷わずに購入できますよ!
薪の価格・薪代
薪の価格は時期や土地柄によっても大きく変わるのですが、クヌギやナラであれば6Kgほどで500円前後といったところが相場でしょうか?焚き付けの針葉樹だともう少し安く入手できるでしょう。
真冬になると薪ストーブは点けっぱなしになると思いますが・・・購入した薪で全てを賄おうとすると、1ヶ月の薪代は30000円を超えてくることは覚悟しておきましょうね!